from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
※僕が英語学習を長年継続できている理由と、ブログ記事の執筆が長年継続できている理由に共通する、「9つの戦略」をお伝えする続きです。
前回の記事では、ブログ記事には2パターンあることをお伝えしました。
パターン①バラエティー記事:自分の好きなことを、好きなように書く。(個人の日記に近い感覚)
パターン②勉強記事:自分の専門分野に関して、他の人が読んで役立つ内容を書く。(人に求められていることを書く)
この2つのうち、パターン①のバラエティー記事は、元々有名な芸能人などでない限り、なかなか読まれないことをお伝えしました。
パターン②の勉強記事は、自分が有名じゃなくても、中身が役立つ内容であれば、Google検索で見付けてもらえる確率が高いので、たくさんの人に見てもらえる可能性があります。
特に自分の専門分野を持っている人は、勉強記事で書いた方が良いと言われてます。
でも、何も考えずにただ勉強記事を書いても、それだけでGoogle検索で上位に表示されるわけではありません。
Googleに対する戦略が必要になってきます。
それが、SEO対策と呼ばれるものです。
SEOって何?
Search
Engine
Optimization
の頭文字を取ったものです。
サーチエンジンというのは、Googleなどのネット検索ツールのことです。
オプティマイゼンションというのは、最適化のことです。
日本語にすると、「検索エンジン最適化」という、いかにも専門的な雰囲気が漂う言葉になります。
ざっくり言えば、
「Google検索に自分の記事が表示される確率を上げるために、戦略的にブログ記事を書くこと」
が、SEO対策です。
じゃあ、どうやってやるの?というと、
Google上で実際に検索されているキーワードを元に、記事を書いていきます。
たとえば英語学習で例えると、Google上に人々が打ち込んで検索するキーワードのうち、「英単語」というキーワードと、「現在完了進行形」というキーワード、どちらが多く検索されていると思いますか?
そうです!「英単語」です。
英単語が足りないと悩んでいる人は多いので、英単語のテーマで記事を書いた方が、Google検索でヒットする確率が高くなります。
一方で、自分には現在完了進行形の知識が足りない!と思って打ち込んで検索する人は、多くありません。
それなら、英単語に関する記事を書いた方が、見てもらえる確率がアップします。
ただし、英単語に関する記事は、すでにたくさんの人達が書いています。
その中で、自分の記事がGoogleの検索1ページ目に出てくる確率を上げるためには、記事の書き方そのものを色々と工夫しなければなりません。
ただ適当に英単語の記事を書いても、Google先生には評価してもらえません。
Google先生の人工知能に、自分の記事を「これは役立つ記事だ。検索結果の1ページ目に出す価値があるぞ。」と認識してもらうことが、SEO対策になります。
言い換えると、SEO対策とは、
「Google先生に気に入られるように、ご機嫌を取ること」
なのです。
自分のブログ記事の認知度を上げたいなら、人間に評価される記事を書くことより、Google先生に評価される記事を書く方が大事です。
変化するご機嫌
でも、Google先生のご機嫌は、日々変化します。
Google先生の「良い記事判定の基準」が、コロコロ変わるのです。
(ちなみに、この判定基準のことを、アルゴリズムと呼びます)
細かい判定変更は常に加えられているそうですが、それとは別に年に2回、大幅な変更がやってくると言われています。
しかも、その変更結果は、一切知らせてもらえません。
そのため、ある日急に自分の記事がまったくGoogle検索に引っかからなくなったりします。
逆に、昔書いた記事が、急に上位表示されたりします。
Google先生は気まぐれです。
ブログを書くことだけで生活しているブロガーと呼ばれる人達は、Google先生のご機嫌ひとつで収入が大きく増減するそうです。
ご機嫌取りは疲れる
Google先生のご機嫌取りは、ずっとやっていると疲れます。
Google先生のご機嫌取りを専門にしている「SEO対策業者」がいるぐらいです。
SEO対策業者は、24時間365日、ずっとGoogle先生のご機嫌をチェックして、報告してくれたり、記事を代筆してくれたりするサービスを提供しています。
SEO対策は年々複雑になっているので、個人でやり続けるには負担が大きすぎます。
以上が、ブログ界での現在の状況です。
有名人ではない自分がブログを書く場合、自分の記事をたくさんの人達に見てもらおうと思ったら、
・勉強記事を書く。
・SEO対策をする。
の2つが必要になります。
もちろん、第3の選択肢として、
・ものすごい文才を発揮してバラエティー記事を書き、読者をモーレツに楽しませた結果、それがクチコミで広がって、マスコミに取り上げられて・・・有名になる。
という道を通る人もいます。そういう才能に恵まれた人なら、Google先生のご機嫌を取る必要はないでしょう。
でも、それはごく限られた人だけの戦略です。少なくとも、僕にはムリです。
次回の記事では、僕がどの位置づけでこのブログ記事を書いているのか?をお伝えします。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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