from 師範代Shinya
(→前回のつづき)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
分かりやすい記事の3つの条件、
①例文がシンプル
②日本語文もシンプルで読みやすい
③イラストがある
が満たされた解説にネット上で出会える確率をアップする、4つのキーワードは、
①なぜ
②理由
③イメージ
④解説
だということを、前回の記事でお伝えしました。
僕はいつも、①~④の順番で入れていきます。
たとえば、前回の記事で例として挙げた、
no sooner than 構文
を調べる場合は、
①no sooner than なぜ
②no sooner than 理由
③no sooner than イメージ
④no sooner than 解説
というように、最後にこのキーワードを打ち込みます。
大人の英語学習の場合は、単に英文法ルールの丸暗記で覚えるのではなく、
「なぜ、この語順でこの意味になるのか?」
「ネイティブは、どんなイメージでこの文型を使っているのか?」
などを知る方が、記憶に定着しやすくなります。
そして、自分で英語を話そうと思った時に、自分の言葉として英文法を使えるようになるのです。
この順番にした理由
僕がこの順番でキーワードを打ち込む理由は、これまでの経験から来ています。
僕はこれまで、膨大な数のネット記事の中から、自分がしっくり来るものを探し当てられるまで、粘り強く探していました。
そして、色々と試行錯誤をしながら、この①~④の順番で打ち込むと良いことを発見しました。
まず、「①なぜ」で検索すると、
・なぜこんなルールが出来ているのか?
・この並び順で、なぜこんな意味になるのか?
を解説する記事にヒットします。
Google検索で最初のページに出てくるトップ3~5ぐらいの記事は、読みやすくて分かりやすい解説の記事になっている確率が高いです。
「①なぜ」のキーワード検索でヒットして上位表示される記事には、
「なぜ、この文法ルールでこんな意味になるのか?」
の疑問に対する、
②理由が述べられて、
③ネイティブが使うときのイメージで、
④解説されます。
つまり、最初に「①なぜ」と打ち込むことで、この4つを満たす記事に出会える確率が高くなるのです。
僕が2~3個のキーワードを打ち込んでから記事を読み始める理由
僕は最初の頃は、「①なぜ」の検索結果の時点で、良い記事がないかどうか?を読み始めていました。
でも場合によっては、「①なぜ」だけでは十分とは言えないことに気付きました。
その理由は、「質問サイト」の強さです。
質問サイトとは、「教えてgoo」や、「ヤフー知恵袋」などの巨大なサイトのことです。
この2大サイトは、サイト自体の影響力が強いため、Google検索でトップページに表示される確率が高いです。
特に、「なぜ」で検索した場合は、ヒットする確率が高くなります。
質問者の方が「なぜ~なんですか?」という書き方をすることが多いからです。
質問サイトのメリット&デメリット
質問サイトには、英語にすごく詳しい人達がたくさんいます。
中には、その道のプロフェッショナルから答えをもらえることもあるので、利用価値は高いです。
でも、質問サイトにはメリットとデメリットがあります。
メリットは、
・どんな質問にも、ほとんど答えが返って来る。
・自分から質問しなくても、過去に誰かが聞いて解決した記事がたくさんある。
・中には、すごく優秀な解説をしている人がいる。
ということです。
一方でデメリットは、
・答えになっていない回答が「ベストアンサー」に選ばれてトップに来ていることがある。
・ネガティブな回答もけっこう多く、見ていて気分が悪くなることもある。
・誰でも回答できるので、内容がいい加減な場合もある。
ということです。
特に1つ目のケースでは、
「そんな細かいことを気にしてても、英語力は伸びませんよ。」
とか、
「こんなところで質問するヒマがあったら、ルールを丸暗記して英会話した方がいいですよ。」
とか、そもそも回答になっていない文章が「ベストアンサー」に選ばれていて、それ以外のちゃんと解説している回答が下の方に埋もれてしまっているケースが多いのです。
ベストアンサーの基準は、質問者本人の主観で選ばれているので、本人が納得すればベストアンサーになります。
Q:なぜ、この語順でこの意味になるんですか?
A:そんな細かいことを気にしてても、英語力は伸びませんよ。
という、中身のないやりとりが、検索トップページに出てきてしまうことがあるのです。
こういう記事を読むことに時間を費やすと、ムダになってしまいます。
また、せっかく調べている自分を否定されているような気分になって、精神的なダメージがたまる危険もあります。
最近の質問サイトでは、質問者自身が先回りして、
「そんなこと気にしても意味ないよ的な回答はナシでお願いします。」
といった一言を添えているケースも増えてきました。
また、Googleの検索結果の仕組みは日々進化しているので、昔に比べて今はだいぶこの手の「そんなこと気にするな回答」のやりとりの記事が上位表示される確率が減ってはきました。
でもまだ、たまにヒットします。
そこで、僕はこの手の記事を読むムダを避けるために、②~④のキーワードも含めるようになりました。
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
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