From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
2回目のアクション俳優養成コースの5日間レッスンは、K君の参入により和気あいあいとした雰囲気の中で進んでいきました。
 
 
やはり先生もK君のような顔見知りで慣れた生徒がいるだけで気がラクになるようです。
 
 
おそらく、先生たちにとってもK君の存在はありがたいのでしょう。
 
 
そして、どのクラスを受けても知り合いのいるK君にとっても、このスクールは居心地が良いはずです。
 
 
アクションコースは、前回同様「チャンバラ」アクションをメインで進んでいきました。
 
 
悪党役は木刀を持って「エイッ!」「ヤッ!」というかけ声をかけて斬りかかり、主役はその攻撃をかわして斬り返します。
 
 
やられた悪党役は「ウォッ!」と声を出して床に倒れ込みます。
 
 
よく子供がプラスチックの柔らかいオモチャ刀でチャンバラごっこをやりますが、あれを大人が本気でやっている感じです。
 
 
僕も昔、弟と一緒にチャンバラごっこをやったことがあるのを思い出しました。
 
 
僕は素手のカンフーアクションがやりたかったのですが、チャンバラアクションもやってみるとけっこう楽しいです。
 
 
子供の頃は弟と1対1が限界でしたが、このクラスはクラスメイトがたくさんいるので、1対5とかで戦えます。
 
 
しかも練習のため全員主役を持ち回りできるので、必ず1度は主役気分を味わえます。
 
 
K君はさすがに何度もこのコースを受けているだけあって、動きにキレがあって上手でした。
 
 
K君は横幅があるガッシリ体型なので、見た目もアクション向きです。
 
 
出会うのが1年前だったら、僕は同い年のK君をライバル視していたでしょう。
 
 
でも今は、僕は何だか冷静な気分でした。
 
 
そしてますます、K君のバックグラウンドに興味がわきました。
 
 

ミッションスタート!

初日のレッスンが終わりました。
 
僕はいよいよ、今回の自分に課したミッションを実行することにしました。
 
 
僕のミッションは2つ。
 
 
①K君のスクール在籍期間を聞き出すこと。
 
 
②K君の知っているアクション俳優業界の現状を聞き出すこと。
 
 
です。K君がアクション俳優になろうとしている(もしくはすでにどこかに出演している?!)ことは間違いなさそうです。
 
 
先生は年齢的にもピークを過ぎているので、アクション業界の見方が少し冷めたところを感じます。
 
 
でも、K君はまだこれからです。
 
 
僕は自分がアクションへの道をあきらめるには、K君の話を聞いてからでも遅くない、と思いました。
 
 
また、演技の方でガンバるにしても、K君の在籍期間と今までの実績を知ることで、「実際どうなの?」というリアルな情報を知ることができます。
 
 
この2つの情報を聞き出さずに帰るわけにはいきません!
 
 
 

1対1で話したい理由

ただ、K君からこの情報を聞き出すには、他の人達がいない環境の方が良いと思いました。
 
 
アクションの先生の前では、K君はアクション業界に対する感想を本音で語りにくいはずです。
 
 
また、他のクラスメイトの前では、自分の在籍期間が長いことをあまり知られたくないかもしれません。
 
 
そう考えると、休み時間などはタイミング的に良くありません。
 
 
 

人見知りK君

それにK君は、実はけっこう人見知りなことを僕は知っていました。
 
 
最初の頃、演技クラスに新しく入ってきた僕や他のメンバーとはほとんど話さなかったのです。
 
 
一緒に組んで練習する時にも、目も合わせてもらえませんでした。
 
 
僕は最初、よそ者である僕らが「村八分」にされていると感じていました。
 
 
「最上級クラス村」の村長のK君が、新参者の僕らを受け入れたくないんだろうと思っていました。
 
 
でも何度かペアを組んでいるうちに、だんだんK君は僕の方をしっかり向いてセリフを言うようになってきました。
 
 
そこで僕は、K君は単に人見知りなんだと気付きました。
 
 
クラス内で元気よく振る舞っているのは、クラスメイトの中に「慣れ親しんだ仲間(長い生徒たち)」がたくさんいるからだと分かったのです。
 
 
僕は演技クラスで少しずつK君との距離を詰めていたので、「1対1で話しかけても逃げられることはない」ぐらいまでは仲良くなっていました。
 
 
僕はレッスン後、K君に話しかけるチャンスをうかがいました。
 
 
刑事のようにK君の後を尾行しながら、スクールを一緒に出ました。
 
 
・・・ところが!!
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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