From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と思って「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
最上級クラスに長年いる古参メンバーたちの現状を詳しく知ったことで、僕の中でそれまで抱いていた幻想が崩れ去りました。
 
 
「今いるところでベストを尽くしていれば、いつか報われるはず」
 
 
「最上級クラスで目立った成績を残せば、抜擢されて
マネージャー付きで芸能界に引っ張ってもらえるに違いない」
 
 
そういった幻想はなくなりました。
 
 
このクラスにどんなに長くいても、何も起こらないことが証明されたのです。
 
 
このクラスに5年、10年、19年もいるのにまだデビューできていない古参メンバーの人達が、何よりの「生き証人」です。
 
 
もちろん、古参メンバーの生き方を否定するつもりはありません。
 
 
スクールに通うこと自体を楽しんで、それが生きがいになっているなら、別に僕が文句を言う立場ではありません。
 
 
ただ、彼らの仲間にはなりたくない!
 
 
という決意を新たにしました。
 
 
 

同志のT君&Sさん

僕はヒゲ先生のクラスから一緒だった仲間のT君とSさんに、真実を伝えました。
 
 
それを聞いたT君とSさんの反応は僕と同じでした。
 
 
T君:「やっぱり・・・そうだったか・・・まあ、薄々感づいてはいたけど、こうやって現実に見せつけられるとキツいね。」
 
 
Sさん:「あぁ~私達、このままスクールにお金だけ払って、結局芸能界には入れないのかなぁ~」
 
 
僕:「なんだか、現実を見せつけられた気分だったよ。」
 
 
T君:「俺もタイムリミットを決めてるからさ、とにかくあの古参メンバーとは仲良くするつもりはないよ。」
 
 
Sさん:「私も!あの人達と仲良くなったら、ずっとここに通い続けるのが当たり前になっちゃいそう!夢見ながら年だけ取っていくのやだよ~!」
 
 
僕:「だよね。ふと気付いたら10年たってました、まだ芸能界を夢見てスクールに通ってます、なんて人生、絶対イヤだ!」
 
 
T君:「もうさ、このスクールに人生何とかしてもらおうとするのは諦めた方がいいような気がしてきた。このスクールの中で自分をアピールしても意味ないよ。」
 
 
僕:「たしかに。だって、俺らがどんなに良い演技をしても、それを見てるのはクラスメイトと先生じゃん?どうやって事務所の人達が俺たちのことを知るんの?
 
 
もしかして先生が俺らに内緒で通信簿みたいのを付けているとしても、それがどのぐらいデビューの確率に影響するのか、怪しいもんだよ。」
 
 
Sさん:「そうそう!だってあの古参メンバーは絶対先生から高く評価されているはずじゃん?でも誰もデビューしてないんでしょ?
 
 
そもそも先生だって、自分の仕事を取るので精一杯なんじゃない?先生としてじゃなくて、役者としての仕事を。」
 
 
T君:「そうなんだよ!今の先生も教えるのが専業じゃないよね。自分も現役の役者なんだから、俺たちのデビューを手伝ってる場合じゃないよね。」
 
 
僕:「う~ん・・・やっぱり先生にもスクールにも期待できそうにないか・・・」
 
 
Sさん:「私、もうこのスクール辞めようかな・・・ここにいても何もいいことなさそうな気がしてきた・・・」
 
 
 

どこも一緒

T君:「まあね。でも俺は、今から違うスクールに行っても同じような気がするよ。結局はスクールは商売だからね。生徒から月謝を取ることで成り立ってるんだから、どこも基本は一緒でしょ。通ってるだけでデビューさせてもらえるとこなんて、きっとないよ。」
 
 
僕:「うん、俺もそう思う。もう、スクールに期待するのはやめようかな。自分から動かないと、何も起こらない気がする。」
 
 
T君:「そうだよ!もう自分を売り込むのは自分しかいないよ!自分で映画とかドラマの役のオーディション情報を集めて、自分で応募するのがベストだろうな。」
 
 
Sさん:「そっかぁ~やっぱ自分で動かないとダメかぁ~」
 
 
僕:「俺はこのスクールに3年通うって決めてるから、とりあえず続けるよ。別にレッスン自体はちゃんとしれくれるわけだし、今までも役立つこといっぱい教えてもらったしね。」
 
 
T君:「確かに!ヒゲ先生のレッスンは良かったなぁ~!」
 
 
Sさん:「ヒゲ先生は恐かったけど、実力ついたよね~。」
 
 
T君:「今の先生も悪くはないけど、古参メンバーと仲良いのだけがネックだな。」
 
 
僕:「もうそこは割り切ってさ、スクールはうまく利用することにしよう。スクールは演技やダンスを習う場所。オーディションの情報収集は自分でやる。」
 
 
Sさん:「そうだね。せめてこの3人で情報共有しようよ?」
 
 
T君:「いいね!そうしよう!俺もオーディション情報ゲットしたらすぐ教えるよ。」
 
 
僕:「よし!そうしよう!」
 
 
僕は「同志の3人会議」を終えてモチベーションを取り戻しました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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