From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と思って「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
レッスン後にT君と2人で急いで向かった中華屋さんは、いつも通りの雰囲気でした。
 
 
他のお客さんは少なく、店内には中国の歌が流れていて、ゆったりした空間です。
 
 
東京の飲食店の多くは、店舗面積が狭くてこんじんまりした印象ですが、この中華屋さんは隣の席との距離も程よくて、ご飯を食べながら話すのにはピッタリです。
 
 
僕の中ではこの店は「ジャッキー・チェンの映画の世界に入り込んだ気分になる」のが嬉しいポイントでした。
 
 
店内のインテリアの雰囲気も中国っぽさ全回で、さらに店員さん達が全員中国人のため、お客さんと話すとき以外は全員中国語でコミュニケーションを取っています。
 
 
特にお客さんが少ない時には、よく中国語で雑談をしているので、僕の耳には何を言っているのか分かりませんが、ジャッキー映画の世界観に入り込んだ気分になって、テンションが上がる空間でした。
 
 
でも今回、僕とT君の夕飯ミーティングに参加するミュージカル女優のM先生は、雰囲気的には「西洋の貴族」です。
 
 
髪の色は黒ですが、かなり長いストレートヘアで、いつもドレスっぽい服を着ていて、仕草が優雅な感じなので、日本人離れした雰囲気をまとっています。
 
 
おそらく、舞台の上での貴族女性の役を長年やっているうちに、日常での仕草もそうなってしまったのでは?と思われます。
 
 
とにかく、「ジャッキーが映画の中でまんじゅうを食べる雰囲気のお店」に、「優雅な西洋貴族」の雰囲気をまとったM先生がやってくるのが、いまだに信じられない気分でした。
 
 
僕とT君は、席だけ取っておいて、注文はしないまま、ドキドキしながらM先生の到着を待ちました。
 
 
いつも注文を取りに来る店員さん(中国人女性)は、僕らがいつもと違ってソワソワしているのに気付いたらしく、ニコッ笑って、静かに離れていきました。
 
 
こういう時に、自分が常連だと色々と察してもらえるので助かります。
 
 

M先生登場!!

しばらくすると、お店のドアが開いてM先生が入ってきました。
 
 
ついに!!
 
 
M先生は黒いコートを着ているので、さっきまでとは違った雰囲気です。
 
 
ちょっと目立たない雰囲気になっていました。
 
 
まるでスパイ映画みたいです!
 
 
僕らが手をあげてM先生に合図すると、M先生はニコッと笑ってこちらに歩いてきました。
 
 
相変わらず背筋がピンと伸びて姿勢が良くて、優雅な歩き方です。
 
 
仕草から「ただ者ではない感」が漂ってきます。
 
 
M先生は僕らの席に近づくと、着ていた黒いコートを脱ぎました。
 
 
すると、さっきまで着ていた明るいグリーンのドレス姿になりました。
 
 
いつものM先生の雰囲気に戻りました。赤が基調の店内で、グリーンのドレスはすごく目立ちます。
 
 
僕とT君は向かい合って座っていました。
 
 
T君は入り口に近い側、僕は奥側です。
 
 
どっちの隣に座るんだろう?
 
 
やっぱりあえて奥側には来ないよなぁ・・・席取り失敗したか??と僕は内心思いました。
 
 
案の定、M先生は入り口方面のT君のすぐ隣の席に座りました。
 
 
T君は嬉しそうというより緊張で表情がこわばっていました。
 
 
近すぎてM先生の方を見れない感じでした。
 
 
僕は正面なので、M先生に自然に顔を向けることができます「むしろラッキー!」と思いました。
 
 
M先生が僕の向かい席に座ると、とても不思議な気分になりました。
 
 
(うぉ~!ついに!!M先生が目の前に!!レッスンの時よりもさらに近い距離に!!)
 
 
しかも、レッスン中のように歌の話題だけではなく、色々とプライベートな質問もできそうな雰囲気です。
 
 
僕としては、いつものT君との「中華屋ミーティング」にM先生が加わってくれる環境が作れたこと自体に、達成感がありました。
 
 
今までは「芸能界の外側にいる自分たち」が憧れを語り合うだけの場だったのに、今こうして、実際に芸能界で活躍しているミュージカル女優のM先生が加わってくれたのです!
 
 
僕らはこの瞬間をどれだけ待ち望んだことか!!
 
 
僕は感無量で、しばらく放心状態になってしまいました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
    ↓↓↓

 

 

From  師範代Shinya(新村真也)

英語の達人養成ジム 師範代)

※もくじは、こちら

自己紹介は、こちら

こちらですアップ

 

 

 

 

 

師範代Shinyaの書いた本

↓↓↓