From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
自作アクション映画が完成して、自分の中でひとつの「けじめ」が付いた僕は、アクション俳優の道をあきらめることにしました。
と同時に、役者への道に対する未練もなくなりました。
未練がなくなった理由は、単に映画が完成して「気が済んだ」だけではありません。
映画が完成するまでには、2年半の歳月を要しました。
その間に、タレント養成所にも通っていました。
演技の練習も全力でやっていました。僕が最初から自分の中で、「3年間全力でやり続けた時点で身の振り方を考える」と決めていました。
その3年がちょうど経ったところで、自作アクション映画が完成したのです。
演技の道
最初は「アクション俳優がダメだったら、アクションじゃない普通の役者の道に進むのもアリかな」と思っていました。
なので、その道も視野に入れながら進めていました。
タレント養成所に3年間通う中で、色々なことが見えてきました。
本当にたくさんのことがありました。
この道は、入れ替わりの激しい世界です。
たくさんのクラスメイト、たくさんの先生と接する機会がありました。
その中で、「習い事の本質」のようなものが見えてきました。
あるあるパターン2
僕が3年間スクールに通う中で、大きく分けて2パターンの「あるある」が見えてきました。
パターン①
キラキラした未来を夢見て入学したものの、半年たつ頃には現実が見えてきて、モチベーションを失ってフェードアウトしているパターンの人
パターン②
長く通ううちに、いつの間にか「通うこと自体が楽しみ」になっていて、アルバイトや他の仕事をしながら十年以上も通っているパターンの人
この2パターンです。短く言い換えると、「超短期間であきらめるタイプ VS 長期間ダラダラ通うタイプ」という感じです。
どちらも「最初から自分の中で期限を決めてない」という点で共通しているように思えました。
どちらのタイプも両極端に見えました。
そして、そういう人たちを見ていて、僕自身も自分の身の振り方を考えさせられました。
英会話スクールでも同じ
実はこの2パターンは、僕が今まで経験してきた「空手道場」「英会話スクール」「ダンススクール」でも同じでした。
おそらく、習い事というのはどのジャンルもこの2パターンにハマりがちなのかもしれません。
英会話スクールでは、最初の半年ぐらいで成果が感じられないとフェードアウトしてしまう人がけっこう多い印象です。
僕が生徒として通っていたスクールでも、クラスメイトの姿をいつの間に見かけなくなっていくのは、ちょうど半年経ったぐらいの頃からでした。
また、同じスクールに10年以上通っている人もいました。
一番上のクラスまで行って、もうそれ以上のクラスがないので、何度も同じクラスを取り直している人もいました。
また、ずっと初中級レベルのクラスでとどまっている人もいました。
もちろん、英会話スクールはタレントスクールと違って、「職業訓練校」ではありません。
仕事をしながら趣味として通い続ける人の方が多いので、何十年通っても問題ありません。
ただ、僕自身はけっこう飽きてしまうタイプなので、3年ごとに何かテーマを決めて変えていかないと、モチベーションが保てません。
英会話スクールも「3年」という縛りを自分の中で決めて、3年目以降は「英語を教わる側」から脱出し、講師として「英語を教える経験&スキルの習得」の方に移行しました。
タレントスクールでの3年間が僕の英語習得にもたらしたもの
今思い返すと、19才~22才までの期間に通ったタレントスクールでの3年間の経験は、その後28才で英会話スクールに通い始めた頃の自分に大きな影響を与えました。
タレントスクールでの3年間は、英語などの習いごとを始めると必ずぶち当たる「3つのステージ」を早い段階で僕に味わわせてくれました。
次回からは、このタレントスクールで僕が経験したアップ&ダウンをシェアしていきます。
・・・つづく。
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