From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と決めて、「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
僕が弟と一緒に家庭用ビデオカメラで自作アクション映画を撮影し始めてから、一番の難関は「音合わせの編集作業」でした。
 
 
パンチとキックの効果音と、実際の映像を合わせながら、タイミング良く効果音ボタンを押していきます。
 
 
効果音ボタンは全部で8個もあり、1つ押し間違えるだけで、全然違う音が出ます。
 
 
・効果音ボタンを押すタイミング
 
・押す効果音ボタンの種類
 
 
このどれか1つがズレるだけで、また最初からやり直しです。
 
 
もちろん、8個全部を1人で押し分けることなどできません。
 
 
僕が4個、弟が4個、という感じで、担当を分けてやりました。
 
 
たまにテレビ画面が暗くなると、僕と弟の姿が鏡のように画面に映ります。
 
 
ただでさえ小さな手のひらサイズのサウンドミキサーの機械の上に、男2人が手を乗せて小さなボタンを押す姿は、自分たちで見ても笑えてしまいました。
 
 
他の人が見たら、「この人たち、何やっているんだろう?」と疑問に思うこと間違いなしです。
 
 
でも、当時はこの「手作り感」がとても楽しく感じました。
 
 
撮影だけではなく、編集も兄弟で協力して行えるのは、ありがたいことだと感じます。
 
 
1人では絶対にできない作業でした。
 
 
編集作業は週に1~2回ぐらいのペースで進めました。
 
作業時間は1回につき数時間ですが、1度に進めるのは20~30秒ぐらいのシーンです。
 
 
この作業をコツコツ続けながら、トータル20分ほどの自作映画を完成させました。
 
 
 

編集完成!

編集がついに完成した時には、何とも言えない喜びがこみ上げてきました。
 
 
ものすごい達成感でした。
 
 
撮影に半年かかり、編集にはトータル1年半かかりました。
 
 
トータル2年半です。
 
 
撮影を始めて2年半後に、20分間の自作アクション映画が完成しました。
 
 
もちろん、ずっとかかりっきりだったわけではなく、仕事と演技の練習以外の時間を使って少しずつ進めたので、このぐらいかかりました。
 
 
とはいえ、1本の映画を完成させるまでにどれほどの作業量があるのか?を実際に体験できました。
 
 
よく、1本の映画の制作に2年とかかかると言われますが、その理由がよく分かりました。
 
 
僕はこれまで映画を見る側だったので、「たった2時間の映画を作るのに2年かかるってどういう計算なんだ?」と疑問に思っていました。
 
 
でも、今は違います。2時間の映画を作るのには、おそらくその30倍の60時間近い撮影データが必要でしょう。
 
 
そして、60時間の撮影データを2時間にまとめるには、100倍の6,000時間以上の編集時間がかかるはずです。(もっとかもしれません)
 
 
もし、編集スタッフが休み無しに1日10時間×365日働いたとして、2年で7,300時間です。
 
 
やはり、映画1本につき制作期間2年というのは、妥当な数字だと思います。
 
 
 

鑑賞会

出来上がった自作映画は、まずは撮影に協力してくれた友達を家に呼んで「鑑賞会」をやりました。
 
 
もちろんテープをダビングして渡すだけでも良かったのですが、鑑賞会でみんなのリアクションをその場で見たかったのです。
 
 
「へぇ~!あの映像がこんな風になるんだ!」
 
 
と、みんな驚きました。
 
 
 

NGシーン

そしてもちろん一番盛り上がったのは、最後の「NGシーン」です。
 
 
ジャッキー映画では、毎回必ず「お約束」があって、映画の最後のエンドロールで「NGシーン」が出てきます。
 
 
ジャッキーがアクションに失敗して、足を踏み外して落っこちたり、セリフを言い間違えて笑い合ったり、撮影の舞台裏を必ず毎回見せてくれるのです。
 
 
だからジャッキーファンは、映画の本編が終わっても誰も席を立ちません。
 
 
むしろNGシーンの方を一番楽しみにしているぐらいです(笑)
 
 
僕らも今回の自作アクション映画では、最後にNGシーンを入れました。
 
 
参加に協力してくれたスタッフの名前と一緒に、舞台裏のシーンを流しました。
 
 
・キックを直前で止める(けど当てているように見せる)シーンで、キックがモロ顔に当たってしまって謝っているシーン
 
 
・セリフを間違えて笑い合っているシーン
 
 
・休憩中にみんなで談笑しているシーン
 
 
など、みんなの素顔が見えるような映像を切り取って、ジャッキーの主題歌に合わせて流しました。
 
 
実は、作っているときにもこの最後のNGシーンが一番楽しく感じました。
 
 
僕は、ひとつのプロジェクトを終えて達成感を味わったのと同時に、心が固まりました。
 
 
「アクション俳優への道はあきらめよう!」
 
 
と。
 
 
・・・つづく。
 
 
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