【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編56】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
職場の先輩のFさんに「お台場デートコースの実地訓練」に連れて行ってもらった僕は、さっそくMさんをお台場デートに誘ってみることにしました。
 
 
メールの返信からは、相変わらずMさんが「乗り気なのか?しぶしぶなのか?」はよく分かりませんでしたが、とりあえずOKがもらえました。
 
 
前回の汚名を晴らすには、今回でガンバるしかありません!
 
 
僕は念のため、同い年の男友達のB君にも、何かアドバイスがないか?聞いてみることにしました。
 
 
いつものようにファミレスに集合して、僕のお台場デートプランをB君に話してみました。
 
 
B君:「そっかぁ~お台場かぁ~!ニンニン(←僕のあだ名)ずいぶん気合い入れたなぁ~(笑)」
 
 
僕:「でしょ?俺も正直、自信がついたような、逆にプレッシャーになったような、不思議な気分。」
 
 
B君:「まあ、でも、そのF先輩はそこまでしてくれて、スゴいね!ニンニンの味方なんだな。」
 
 
僕:「そうそう!Fさんの期待に応えたい部分もあるね。うまくこのチャンスを活かしたい!」
 
 
B君:「しかし、いきなりお台場デートとは・・・」
 
 
僕:「え?やっぱハードル高い?」
 
 
B君:「いや、ちょっと友達の失敗談を思い出しちゃってね(笑)」
 
 
僕:「え??何?何?教えてくれ!」
 
 

観覧車の悲劇

B君:「ニンニン、観覧車に乗るんでしょ?」
 
 
僕:「もちろん!夕方か夜ぐらいに観覧車に乗るよ!」
 
 
B君:「実はさ、友達が観覧車で大失敗したことがあってね。」
 
 
僕:「え?観覧車がらみ?何があったの?」
 
 
B君:「その友達もニンニンと同じようなシチュエーションでさ、自分に気があるかどうかイマイチ分からない女子とデートしたらしいさ。」
 
 
僕:「おぉ!似てるね!」
 
 
B君:「でね、今のニンニンと同じように、1回目のデートがあんまりうまくいかずに、2回目のデートで挽回しようとして、観覧車に乗ったらしいのよ。たしかお台場じゃなくて別の遊園地だったと思うけど。」
 
 
僕:「似てるね!状況が!」
 
 
B君:「そいつ緊張して焦ってたせいか、観覧車に乗った瞬間に彼女に告っちゃったらしいのよ。」
 
 
僕:「好きだから俺と付き合ってくれって?」
 
 
B君:「そう!そしたら、答えはNOだったらしいのよ!」
 
 
僕:「マジかぁ~!!あいたたたた~!!」
 
 
B君:「で、観覧車はまだ動き始めたばっかりじゃん?もう降りることもできないじゃん?そこから先、ひと言も会話がなかったんだって。」
 
 
僕:「うぉっ!なんてこった・・・」
 
 
B君:「観覧車ってスゲーゆっくり動くし、中が静かだし、2人だけの空間だから、気まずい空気も何倍にもなったらしくてさ。」
 
 
僕:「あぁ・・・想像しただけで恐い・・・」
 
 
B君:「今まで生きてきた中で、一番時間がたつのが長く感じたって言ってた。」
 
 
僕:「う・・・明日は我が身だな・・・」
 
 
B君:「恐いっしょ?だからニンニン、観覧車に乗るときは要注意だよ!」
 
 
僕:「いや~、俺もやりかねないよ!本番で焦るタイプだから。」
 
 
B君:「告るなら、観覧車に乗った直後はダメ!頂点に達した時は確かにロマンチックだけど、断られた場合は残り半分が『地獄の待ち時間』になる可能性もある!」
 
 
僕:「そうだな!じゃあ、告るなら観覧車降りる直前か?」
 
 
B君:「というか、観覧車の中で告るとう発想をやめた方がいいかもよ(笑)」
 
 
僕:「そうか!ドラマみたいにカッコよくいこいうと思うから、失敗した時に痛手を負うのか!」
 
 
B君:「そうそう!確かにお台場はデートスポットとして雰囲気あるし強力だとは思うけど、そこに頼りすぎると、痛手を負う可能性もあるってこと。」
 
 
僕:「う~ん・・・危ないところだった。お台場の地の利を活かせば、成功率が上がると思ってたけど、やっぱりタイミングが重要なのね。」
 
 
B君:「そうそう!特に今までのニンニンの行動パターンを見てると、かなり動きが速いじゃん?(笑)」
 
 
僕:「そうそう!俺まだ機が熟す前に告ったり派手なアクションを起こして、断られるってパターンなんだよね・・・」
 
 
B君:「その友達もいつもそんな感じだからさ、ニンニンには二の舞になって欲しくないなと思って。」
 
 
僕:「ありがとう!」
 
 
僕はB君と事前ミーティングをしたことで、大きな失敗をする確率を減らすことができました。
 
 
「観覧車内で告白するのはダメ」
 
 
このひと言を胸に刻んで、Mさんとの2度目のデートに臨むことにしました。
 
 
・・・つづく。
 
 
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