【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編66】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験にチャレンジした時の体験談の続きです。
 
 
カラーコーディネーター1級の試験の1次試験は、予想通り一発で合格できました。
 
 
1次試験は各問題の正解が1つに決まっているので、自習の時の採点がそのまま本番の結果につながりました。
 
 
ただ、問題は2次試験です。
 
 
2次試験は単に知識を問うものではなく、実技試験です。
 
 
実技試験は、企業などに入って実際にカラーコーディネーターとして働いた場合を想定した問題です。
 
 

2次試験の内容

たとえば、こんな感じです。
 
↓↓↓
 
①状況:あなたは今年の秋の新作ファッションの配色のプランを提案することになりました。次のコンセプトに沿った提案をしなさい。
 
 
キーワードは、「強い」「ハッキリした」「派手な」イメージ。
 
 
このイメージに沿ったカラーカードを、それぞれのアイテムの枠に貼り、色記号も記入しなさい。
 
 
また、この配色を選んだ理由をプレゼンする文章を、下の枠内に書きなさい。
 
 
 
②状況:あなたは近々建設される予定の、産業廃棄物処理場の建物の配色のプランを提案することになりました。次のコンセプトに沿った提案をしなさい。
 
 
キーワードは「周りの建物に溶け込む」「景観を乱さない」「自然に調和して環境にダメージを与えない」イメージ。
 
 
このイメージに沿ったカラーカードを、それぞれのアイテムの枠に貼り、色記号も記入しなさい。
 
 
また、この配色を選んだ理由をプレゼンする文章を、下の枠内に書きなさい。
 
 
みたいな感じです。
 
 
本当に仕事でプレゼン資料を作る時のようなことを、試験で行うのです。
 
 
このブログ記事を書いている今の2次試験がどんな感じになっているかは分かりませんが、僕が受けた時にはこんな感じでした。
 
 

2次試験の難しさ

2次試験は、僕にとってかなり独学が難しい問題でした。
 
 
というのも、正解は1つではないからです。
 
 
コンセプトから外れない限り、回答パターンは何種類か考えられます。
 
 
一応、問題集に正解例は書いてあります。
 
 
でも「正解例の通りにならないと合格できない」というわけではありません。
 
 
それに実際にやってみると、問題集の例と自分のアイデアが一致することの方が少ないです。
 
 
問題は、正解例と違う自分のアイデアが何点ぐらい取れるのか?ということです。
 
 
それをジャッジする方法が分かりません。
 
 
自己採点も、何となくフワッとした感じになってしまいます。
 
 
僕はこの「あいまいさ」が苦手だったので、2次試験には自信がありませんでした。
 
 

英検の2次試験も似ている

実はこの感覚は、英検の2次試験にも似ています。
 
 
英検の2次試験は、級によって問われる問題が違います。
 
 
でも、1つだけ共通している部分があります。
 
 
それは、「自分のことを聞かれて答える」パートです。
 
級によって聞かれる内容の難易度は変わりますが、基本的にはすべて「オープンクエスチョン」です。
 
 
・あなたは休日に何をして過ごしていますか?
 
・○○について、あなたはどう思いますか?
 
・○○の社会問題について、あなたは賛成ですか?反対ですか?それはなぜですか?
 
 
というように、正解が1つではない質問が入ってきます。
 
 
これは、独学で練習しているときには採点結果を性格にジャッジしづらい項目です。
 
 
この「フワッと感」が、2次試験の難しさにつながっています。
 
 
この辺りが、カラーの2次試験と英検2次試験の共通点です。
 
 
そして実は、僕にとってカラーの2次試験勉強の経験が、その後英検の2次試験を受けた時に、大いに役立ちました。
 
 
とはいえ、僕が英検を受けることになるのは、カラーの勉強をしていた時期から8年後のことです。
 
 
自分がカラーの勉強をしていたこの時期には、近い将来に英検を受けることになるとは、まったく想像していませんでした。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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