From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジした時の体験談の続きです。
 
 
2次試験対策として今回から新しく、
 
 
・実際にカラーカードを切り貼りする作業
 
・模範解答の文章をそのまま書き写す
 
・書き写した模範文章を音読する(実際に自分が会議でプレゼンしているつもりで)
 
 
という3つを取り入れました。
 
すると、あることに気付きました。
 
それは、模範解答の中に潜む、「採点者の好み」です。
 
 

採点者の好み

模範解答の文章を何本も音読していると、それまで見えなかった共通点が見えてきました。
 
 
・「模範解答では、こういう言い回しをしていることが多い」
 
・「模範解答では、こういう単語を使っていることが多い」
 
・「模範解答では、このぐらいの長さの文章が多い」
 
 
という感じです。
 
 
自分で考えた内容の文章を書くときにも、
 
 
・模範解答のような言い回し
 
・模範解答のような単語の使い方
 
・模範解答と同じぐらいの長さ
 
 
でまとめられたら・・・
 
 
採点者の好みに合って、合格率が上がるのでは?
 
 
と気付きました。
 
 

テストの心理戦

テストというのは、「作る側」と「受ける側」の心理戦のような部分があるのではないか?
 
 
自分がテストを受ける側として高得点を狙う場合、テストを作る側の気持ちになって、
 
 
「この人は何を基準にジャッジしようとしているんだろう?」
 
 
「この人はどうやって受験者を引っかけようとしているんだろう?」
 
 
と考えることで、引っかけ問題に引っかからなくなったり、こういう記述式の問題で良い点数をもらえるようになるのかもしれません。
 
 
こういうポイントは、おそらく大学受験を経験している人にとっては「そんなの当たり前じゃん!」と思われるかもしれません。
 
 
でも、僕は大学受験を経験したことがありません。
 
 
高校在学中のテストでも、多くの教科が赤点ギリギリでした。
 
 
そんな僕にとっては、この発見は目からウロコでした。
 
そして、この考え方と勉強法は、後に英検を受ける時にも役立ちました。
 
 

英検2次試験も同じ

英検2次試験も、実はカラーの試験と似たところがあります。
 
 
英検2次試験は面接官と英語で会話をする「対話形式」です。
 
 
質問の種類によっては決まった答えがある場合もありますが、後半の質問は完全フリーのトピックで、何を聞かれるか分かりません。
 
 
このフリー回答の部分で、何の事前対策もせずに適当にペラペラと話した場合、採点が低くなってしまうことがあります。
 
 
たとえ英語力が高くても、評価が低くなることがあるのです。
 
 
実はフリーの質問にも、ある程度決まった「答え方」があります。
 
 
たとえば、
 
 
・Yes / No の質問をされた場合は、ちゃんと最初に Yes や No を言って、自分の立場を決めないと減点されることがある。
 
 
・自分の意見を言うときに、友達に話す時のようなカジュアルな言い回しを使うと、「場にふさわしい英語が使えない」ということで、減点されることがある。
 
 
・1文だけで返すような短すぎる回答は、減点されることがある。(級によって理想の文の長さに差がある)
 
 
・かといって長くしゃべり過ぎると、「自分の意見をまとめて組み立てる力がない」ということで、減点されることがある。
 
 
という感じです。
 
 
上の級になるほど、この「減点基準」も厳しくなってきます。
 
 
特に英検1級の場合は、
 
 
①自分の意見を言う
 
②その意見を裏付ける証拠を3つ言う
 
③最後にもう一度、自分の意見を言う
 
 
という構造で話さなければなりません。
 
 
これは、1次試験の「文章を書く問題」と2次試験の「面接で話す問題」の両方に共通するポイントです。
 
 
よく「帰国子女でも英検1級は受からないことがある」と言われていますが、それが理由です。
 
 
「決まった型で書いたり話さなければ、減点される」
 
 
という仕組みがあるので、英語力だけに頼った受け方をすると、減点が大きくなって不合格になる可能性があるのです。
 
 
・上の級に行くほど、しっかりした試験対策が必要になる。
 
 
・試験対策とは、「テストを作る側の人の心理」を知ること。
 
 
この2つは、僕がカラーコーディネーター1級の2次試験の再チャレンジをした時に、初めて学んだことでした。
 
 
それが、10年後に英検1級を受ける時にも役立つことになるとは、思いもしませんでした。
 
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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