【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編75】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕がカラーコーディネーター1級の試験に再チャレンジしながら、転職活動をした時の体験談の続きです。
 
 
ジーンズショップの求人募集に応募した僕は、一度本部の人と電話で話した後、こんどはお店の方に出向いて対面で面接を受けることになりました。
 
 
僕は自分の家のすぐ近くの、自転車で10分ぐらいの場所にその会社の店があるので、てっきりそこに行くものだとばかり思っていました。
 
 
が、電話がかかってきたのは「御殿場店」からでした。
 
御殿場は静岡県の中でもかなり北に位置し、標高も高いので、気温がまったく違います。
 
 
冬になると毎年必ずといって良いほど雪が積もります。
 
天気も雰囲気も県内の他のエリアとは違うので、孤高のオーラがあります。
 
 
ちなみに御殿場は、僕の家から車で1時間ぐらいはかかります。
 
 
電車でも行けますが、本数が少なくて20~40分おきぐらいの間隔です。
 
 
最初に電話越しに「御殿場店に面接に来てください」と言われた時には、内心「え??なぜ御殿場??すぐ近くにお店があるのに??」とビックリしました。
 
 
 

店舗スタッフ通勤あるあるパターン

これは後から知ったのですが、全国チェーン店舗ではあるあるのパターンで、
 
 
「スタッフが住んでいる場所とは離れた地域のお店に、高い交通費を払って通わせる」
 
 
ということはよくあります。
 
 
たとえば、
 
 
・AエリアとBエリアにそれぞれお店があって、距離がけっこう離れている。
 
 
・Aエリアに自宅があるAさんと、Bエリアに自宅があるBさんが同じ会社で働いている。
 
 
・会社はAさんをBエリアの所属にして、BさんをAエリアの所属にする。
 
 
・AさんもBさんも、片道1時間以上かけて通勤する。
 
 
・AさんもBさんも、自分の家のすぐ近くの店の前を通り過ぎながら、「このお店で働けたら、どんなに生活がラクだろうか・・・」と想像しながら、遠い自分の店に向かう。
 
 
・会社側も、月1万円以上のガソリン代をAさんとBさんに交通費として支給し続ける。
 
 
という図式です。
 
 
これは、全国に店舗展開している会社でよく見かけるパターンです。
 
 
なぜそんなことが起こるのか?現場の先輩たちに質問しても理由はよく分かりませんでした。
 
 
おそらくタイミングなどの問題かもしれません。
 
 
本部の人の目線では、たまたま空きができたポジションに社員を動かしていき、「通勤できる範囲かどうか?」ぐらいでザックリ判断しているのかもしれません。
 
 
そしてAさんとBさんに毎月交通費を数万円払っても、大きな会社にとってはへっちゃら!
 
 
みたいな感じなのでしょう。(あくまで僕の予想ですが)
 
 
そんなこんなで、僕はジーンズショップの採用面接を受けに、家から離れた御殿場店に行くことになったのです。
 
 

御殿場と言えば

御殿場はその後、「プレミアム・アウトレット」ができたことで、その後全国から人が集まるプチ有名ゾーンになりました。
 
 
グッチ、アルマーニ、バーバリー、ディーゼル、ジルサンダーなどの有名ブランドのアイテムのアウトレット品が安く手に入ります。(僕は高級ブランド服に興味がないので、買ったことはありませんが)
 
 
もともとは御殿場の山の中に遊園地があったのですが、そこが経営不振で倒産して、外資系の会社が買い取ってアウトレットモールにした、と噂で聞きました。(正確な情報かどうか分かりませんが)
 
 
なのでアウトレットエリアには遊園地のアトラクションが残っていて、観覧車やちょっとした乗り物に乗ることもできます。
 
 
買い物に疲れたら、観覧車に乗って良い景色を眺めることができます。
 
 
ただでさえ標高が高い御殿場の、さらに山の中に位置するアウトレットモールの、さらに上の方にある観覧車の中から見える富士山と街の景色は、圧巻です。
 
 
空気も澄んでいるので、都会から来る人が多いようです。
 
 
 
ただ、ジーンズショップの求人に応募した当時の僕にとっては、御殿場は未知のゾーンでした。
 
 
あぁ、御殿場に行くのか・・・車の運転、不安だなぁ・・・と思いながら、お店に向かいました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 

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