From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
性格を4つのタイプに分けて、あなたにピッタリ合った英語学習法を見つけるシリーズの第5弾記事です。
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今回は、「4つの性格のうち、ふたつ目の特徴」と、「その特徴を英語学習にどう生かしていくか?」の方法をお伝えします。
② 左下:ネガティブ自立
このタイプの英語学習者は、自分を律する力が強いので、「今日から英語学習を毎日2時間やるぞ!」と決めたら、本当に実行します。
そして、超人的な鉄の意志で、決めたことを続けます。細かい文法を学んだり、コツコツと英単語を増やすような単調な作業も続けられます。
ふつうの人がギブアップしそうな状況にも耐えることができるので、短期間で圧倒的な成果を出したり、凡人の手の届かないポジションまで登り詰めている人も多いです。
「強さ」を追い求める完璧主義者
このタイプの人は存在感があり、発言力も強いので、英語業界の権威になって本を出版したりしている人も多いです。
このタイプの人は、何よりも失敗を嫌います。ものごとに完璧を求めるので、自分にも厳しく接します。芸能人で言うと、ガクトさんがこのネガティブ自立タイプです。
TOEICや英検などの語学試験は、「正解数を競うゲーム」なので、自分のミスや死角をつぶすのが得意なネガティブ自立タイプの人にとっては得意なジャンルです。
なぜ英語をやるのか?
このタイプの英語学習者にとって、英語は
・死角をなくして、より完璧な自分を作るためのツール
・旅行やビジネスで恥をかかないためのツール
という位置づけにあることが多いです。
「ネガティブ自立」タイプにオススメの英語勉強法
英会話対策
このタイプの人は、外国人との会話にあまり積極的ではありません。会話ではどうしてもミスが連発するので、ネガティブ自立タイプの人にとっては、あまり居心地が良くありません。
とはいえ、しっかりした文法や英単語の知識があるので、しゃべり始めるとかなり正確な英語を話すことができます。
このタイプの英語学習者は、「ネイティブの若者が使っている、今風のカジュアル表現」よりも、「ビジネスで使えるフォーマルな英単語や表現」を好みます。
オススメ教材
このタイプの人にとっては、「自分の弱点を克服する」タイプの学習方法がしっくりきます。
より正確な文法や、より正確な発音、英単語のチョイスなどを知ることで、モチベーションがアップします。
ネガティブ自立の人は、「孤高の戦士」タイプなので、人から勧められたテキストよりも、自分の目で選んだテキストを好みます。
また、教材の選択眼も的確なので、僕から教材アドバイスする前に、オススメしようとしていたテキストをすでに買ってもう今やっている・・・なんてパターンもよくあります。
このタイプの人は、自分に今足りないと思ってるジャンルのテキストであれば、音読教材でもTOEIC問題集でも、何でもこなすことができます。
僕は、このタイプの英語学習者には、こちらから積極的なアドバイスをすることはありません。そのかわり、聞かれた質問には全力で答えるようにしています。
英語学習方法
自立系の人は基本的に家での自習が得意なので、音読トレーニングもしっかり毎日の習慣に取り入れていくことができます。
また、通信講座などの自立性を求められる教材も、ひとりで最後まで終わらせることができるので、オススメです。
このタイプの人にとって、英会話スクールは必ずしも必要ではありません。
もし英会話スクールに通うとしたら、自分の弱点を埋めるために短期集中型で通う方法がいいと思います。
レベルの違う人たちが集まるグループレッスンよりも、マンツーマンでみっちり弱点補強のできるプライベートレッスンがオススメです。
ネガティブ自立タイプの人は、今の自分に必要なものをしっかり分かっているので、マンツーマンレッスンは多少料金が高くても投資元を回収することができます。
TOEICテスト&英検対策
ネガティブ自立タイプの人は、机の上でカリカリとテスト対策をすることも苦になりません。
自分のミスをつぶしていくことを楽しめるタイプなので、TOEIC問題集を解くような学習法も向いています。
このタイプの人は、遠回りなことをするより、結果にダイレクトにつながる学習法を求めています。
もしTOEICの点数アップが目的なら、問題集を解いて受験力を磨き、TOEIC専用の英単語帳を買って、一気に目的まで最短距離を突き進みましょう。
その場合に使える問題集はこちらです。
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次回は4つの性格のうちの次のポジション、「ネガティブ依存」についてお伝えします。
※毎回お伝えしていますが、4つの性格ポジションに優劣の差はありません。また、すべての人に4つの部分が当てはまります。ただ、どこが一番居心地がいいか?という「ホームポジション」は人によって違います。
P.S.
この「4つの性格」の考え方は、本田健さんの「人間関係のマトリックス」をベースにしています。「人間関係のマトリックス」についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの本をぜひお読みください。
この「4つの性格」の考え方は、本田健さんの「人間関係のマトリックス」をベースにしています。「人間関係のマトリックス」についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの本をぜひお読みください。
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「ユダヤ人大富豪の教え3」
ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)
P.P.S.
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