【瞬間英作文トレーニングで話せるようになる人 VS ならない人の3つの違い④】

from 師範代Shinya

(→前回のつづき)

前回の記事では、実際の英会話で必ず使うことになる2つのスキル、

①話す内容を考える

②考えた内容を英語化する

の2つを一人でも行えるトレーニング法として、「ひとりごと英会話」をご紹介しました。
でも、ひとりごと英会話の練習を長く続けられる人は少ないです。

その理由の1つに、「英語で話すトピックが見つからない」というのがあります。

僕たちはつい、英語で話そうと思うと、「今の自分の英語力で話せそうなトピック」を選んでしまいがちです。

つまり、自分の英語力から逆算して、「こんな自分でも話せそうなトピックは何だろう?」という発想になってしまうのです。

これだと、話す内容が自分が本当に話したい内容からズレていくことがあります。その結果、次第につまらなく感じるようになってきて、モチベーションが下がっていくのです。

ひとりごと英会話で大事なのは、できるだけ実戦英会話に近づけることです。

一番手軽に「話したい内容」を見つける方法

ひとりごと英会話で一番大事なのは、「自分が日本語でも話したい内容を見つける」作業です。

この最初のステップでつまずくと、とてもつまらなく感じて、続けられません。

でも、そうカンタンに自分が話したい内容を見つからないよ!

という声が聞こえてきそうです。

僕も以前はそう思っていました。

でも、この方法を試してから、ネタ選びに困らなくなりました。その方法とは、

「昨日~今日にかけて、自分が日本語で話した内容の中で、パッと思い出せることを、英語で話してみる」

というものです。

僕たちが日本語で誰かと話した話題というのは、確実に「自分が相手に伝えたくて発した言葉」です。

しかも、「自分がふだん話しているしゃべり方」で相手に伝えているはずです。

それを、英語化してみるのです。

「話したい内容ファースト」で考える

実戦の英会話でも、必ず相手と話したい内容が先に来るはずです。

「これを伝えたい!」というメッセージが脳内に湧き上がってきて、その後に「どうやって英語で言おう?」という流れになります。

そして、その話したい内容が瞬間英作文トレーニングで練習した文型と結びつかない時に、「練習の成果が出せていない」と感じるわけです。

だからこそ、ひとりごと英会話でも「話したい内容ファースト」で考えていく必要があります。

その一番手っ取り早い方法が、自分が日本語で誰かと話したことを、英語に変換してみることなのです。

でも、ふだん日本語で話している内容を英語化するなんて、とても自分の今の英語力じゃムリ!という人もいるかもしれません。

でも、以外にそうでもないんです。

もしあなたが、中学英語レベルの瞬間英作文トレーニングを一通り終えているなら、もう十分に言いたいことが言える下地ができているのです。
ただ、話す時の発想が鍛えられていないだけです。

話したい内容を言い換える

例として、実際に僕が妻のサヤに昨日本当に言ったセリフを使って英語化してみましょう。

↓↓↓

「今日、初めて洋服ブラシ買ったんだけど、けっこう良い感じ!カンタンにホコリが取れる!」

これを、日本語のニュアンスまで含めてカンペキな英文にしようとしたら、かなり大変です。

・「~だけど、」って英語どう言う?

・「良い感じ」って英語で何て表現するんだろう?

・「ホコリが取れる」って英語で何て言うんだろう?

などなど、色んな疑問が頭をよぎり、結局一言も話せないまま終わる確率が高いです。

そうならないためには、言いたい内容をブツ切りにして、自分が練習した瞬間英作文の文型にムリヤリにでも当てはめていきます。

とにかく、短く区切っていくのがミソです。

I got a clothes brush today.
(今日、洋服ブラシを買った)

It’s my first time.
(それは自分にとって初めてだった)

It’s good!
(それは良い。)
※「感じ」という表現をあきらめて、シンプルに

I can take off dust easily!
(私はホコリをカンタンに取れる)

という感じです。

最後の文章は、主語を変える必要があるので、ちょっとハードルが高く感じるかもしれません。

また、take off という熟語が出てこないこともあるでしょう。

その場合は、知っている英単語を当てはめてみます。

たとえば、remove(取り除く)という英単語に入れ替えても通じます。

もし dust を主語にしたい場合は、come off (取れる)という熟語も使えますが、なかなか出てこないのが普通です。

その場合はもう、そこだけ日本語でも構いません。

Dust can 取れる easily.

と言ってもいいわけです。

ひとりごと英会話なので、恥ずかしくありません。

それに、もし相手がいた場合でも、ジェスチャーを交えれば必ず伝わります。

大事なのは、

「英単語が出てくるかどうかにとらわれず、知っている文型を駆使して、言いたいことに近いことを伝える文型を、自分の中のストックから引っ張り出してくること」

です。瞬間英作文トレーニングで習った文型と、自分が言いたい内容をうまく結びつける練習をすれば、必ず流ちょうに話せる感覚を味わえる時が来ます。

その良い訓練方法が、一人ごと英会話なのです。

 

・・・つづく

 

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