From 師範代Shinya(新村真也)
※僕が英検1級に合格した後に、TOEICテストで満点を狙って始いた頃のストーリーの続きです。
(→前回のつづき)
僕は、ツタヤのレンタルDVDの「ノウハウ系コーナー」が好きです。著名な英語の先生たちの講義や、ビジネスや自己啓発系のセミナーをDVDで100円で借りて楽しめるのは、すごい魅力です。
特に、僕の家の近くのツタヤは「ツタヤビジネスカレッジ」というコーナーが充実していました。
僕が借りてくるジャンルは大きく2つありました。
英語レクチャー系
1つは、英語のレクチャー系。「世界一わかりやすい英文法」シリーズで有名な関正生先生を筆頭に、とても画期的なレクチャーをする先生たちのDVDを見ていると、目からウロコが落ちまくりです。
英会話スクールの講師として働いていると、どうしても「決められたスタイルのレッスン」をやらなければならなりません。これは、チェーン展開している会社で働く宿命です。
とはいえ、英語の教授法は、英語学習以上に奥が深くて楽しいものです。僕は、「実際に今の仕事で使えるかどうか?」は置いておいて、「色々なスタイルの英語の教え方」を研究するのが趣味みたいになっていました。
自分の英語力を磨く一方で、英語の教授法を勉強するのが楽しくて仕方ありませんでした。
自己啓発系
そして、もうひとつのジャンルが、自己啓発系でした。ビジネスや人生全般に役立つ知識や考え方を教えてくれるセミナーを、たった100円のレンタルDVDで学べるのは、本当におトクです!
中には、モチベーションをアップする方法なども含まれていて、英語学習に応用できそうなものがたくさんありました。
僕は毎晩仕事から帰ったら、夕飯を食べながらビジネスカレッジのDVDを見るのが習慣になっていました。
たくさん見たDVDの中で僕が一番心を惹かれたのが、「宝地図」というジャンルでした。宝地図は、海外では「ビジョン・ボード」などと呼ばれていて、たくさんの著名人が自分の夢の実現に使っています。
日本では望月俊孝さんが第一人者です。僕は、望月さんのセミナーDVDを見て、衝撃を受けました。
宝地図
宝地図とは何か?をシンプルに説明すると、「なりたい自分を写真でビジュアル化して、毎日眺める」というものです。
自分が欲しいものの写真や、なりたい状態を写真にたものを、大きなコルクーボードに貼って、毎日目に入る位置(カベなど)に立てかけておきます。
すると、それが引き寄せられて、自分の手元にやってくる・・・というのです。
「そんなバカな!!そんな都合の良い話があるわけないじゃないか!そんな夢物語みたいな現実離れした世界は信じないぞ!」
最初はそう思いながら見ていました。でも、色んな「成功事例」を見ているうちに、だんだん気になってきました。
欲しいものが引き寄せられる?!
たとえば、「どうしても欲しい!」と思ったクルマの写真をパンフレットから切り抜いて、コルクボードに貼って毎日眺めていた男性のストーリーが出てきました。
最初は半信半疑で、クルマを買うようなお金もないので絶対に無理だと思っていたそうです。
ところが、その後不思議なことが起こります。入院中だった余命の短い親戚の誰かが亡くなって、「私が死んだらこの人にこのお金を渡してください」という遺言を残していたらしいのですが、その受取人が、なんとその男性だったのです!
しかも、その金額がちょうどそのクルマの値段と同じだったのです!男性はローンを抱えることもなく、欲しかったクルマを手に入れました。
他にも、「理想の男性像の条件を20個書いて宝地図に貼っておいたら、本当にその条件をすべて満たす男性と結婚できちゃいました!」というアラフォー女性が出てきたり・・・
本当かいな!と突っ込みたくなりましたが、これが「やらせ」だとはとても思えませんでした。
本人達が顔出しで映像に出ているし、ウソを言わされているような表情や声のトーンではありません。
そこで僕は、思いました。
「試しにこの宝地図を作ってみても、何のリスクもないのでは?別に、誰かに見せるわけでもないし、バカにされることもない。材料費も安いし、特に損はしないし。
自分の英語の目標とか、理想の人生とかを書いて貼ったら、何が起こるんだろう?」
そう思った僕は、さっそく自分の宝地図を作ってみることにしました。
・・・つづく。
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