From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
前回の記事では、YouTubeチャンネルがじわじわ伸びるメリット3つのうちの1つ目、
①動画投稿の経験値がたくさん積める
を詳しくお伝えしました。
残りの2つは、
②プチ成功&プチ失敗を通して、自分を等身大で見れるようになる
③視聴者と一緒に成長していく過程を楽しめる
です。今日は②を詳しく解説していきます。
②プチ成功&プチ失敗を通して、自分を等身大で見れるようになる
YouTube動画を投稿していて、「出す動画がどれも大ヒット!」なんてことはまずありません。
必ず再生回数が少ない動画と多い動画に分かれます。
これは登録者が多くても少なくても同じことです。
必ず失敗と成功の連続になります。
登録者が多いと、成功のインパクトが大きくなりますが、失敗のインパクトもまた大きくなります。
失敗した時の「心の痛み」が大きくなるのです。
また、成功した時の「ドヤ顔度数」も大きくなるように思えます。
ドヤ顔度数が大きくなると、周囲の人達に対する態度が大きくなったり、攻撃的な行動に出てしまったりすることが多くなりがちです。
また、大成功した後には必ず「失敗したくない!」という恐怖心も大きくなります。
そういう環境の中で長年トップを走り続けている大物ユーチューバーの方々は本当にスゴいと思います。
でも、ゆっくりジワジワ伸びるペースの場合、こういう失敗&成功が小さなインパクトになります。
プチ成功&プチ失敗なら、感情の振れ幅もそれほど大きくありません。
ちょっと成功したら嬉しいけど、周りにドヤ顔するひどでもない。
ちょっと失敗したらヘコむけど、動画投稿をやめてしまうほどのダメージではない。
小さく喜んで、小さくヘコむ。
そのサイクルを繰り返していくうちに、だんだんメンタルも鍛えられていきます。
そして、自分を過大評価することなく、過小評価することもなく、ニュートラルな視点で等身大で自分を見れるようになると感じます。
狙った通りにいかないのが普通
YouTube動画投稿の面白いところに、「狙った通りにぜんぜんいかない」というのがあります。
「これはウケるだろう!」と自信満々で編集にも時間と労力を注ぎ込んで作った動画が、ぜんぜん再生されない・・・なんてことはザラにあります。
逆に、たいして編集もしないで適当に作ってサクッと出した動画が驚くほど再生されて、なぜ???と自分でも頭をひねることがあります。
これは、ある程度長く活動しているユーチューバー同士で対談すると、必ず話題になることです。
どんなに経験値豊富な人でも、動画を出す前に「これは絶対ヒットする!」と言い切ることはできないそうです。
もちろん、ある程度の傾向はあります。
僕のケース
たとえば僕の動画で言うと、「英語テキストのレビュー動画」は他の動画に比べると再生回数が多くなりやすい傾向にあります。
でも、「どのテキストをレビューすれば再生回数が多くなるか?」は事前に予想できません。
めちゃくちゃ売れている本をレビューしたのに、そんなに再生回数が回らないこともあります。
逆に「こんなにマニアックな本をここまで細かくレビューするのは自分ぐらいだろう」と思いながら、自己満足の趣味感覚で出した動画が、何万回も再生されることがあります。
狙ったとおりにはいかないのが、YouTubeの世界です。
そういう点でも、失敗は避けては通れません。
できるだけプチ失敗を繰り返しながら、「労力に見合わない結果」を受け入れるメンタルを鍛えていくことが大事です。
そのためには、ゆっくりジワジワ伸びていくペースの中で自分自身も成長していくのがベストだと僕は思います。
感情の振れ幅
いきなりドカン!と成功してしまうと、感情の振れ幅が大きくなります。
そうなると、自分の感情とうまく付き合う術を身につけない限り、YouTube投稿活動を続けるのがキツくなってしまう気がします。
「短期間で一気に成功したユーチューバーが、人気絶頂期になぜか急にやめてしまう」
そんなことがたまに起こります。
短期間での成功には、「自分の感情の振れ幅に、自分で対処できなくなる」というリスクが潜んでいる・・・
と僕は勝手に自己分析しています。
・・・つづく。
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