From 師範代Shinya(新村真也)
(※僕が英会話スクール講師に転職してからの体験談です)
(→前回のつづき)
前回の記事では、僕が初めてTOEICで900点を超えた時の、周りの人たちの反応をお伝えしました。
TOEIC900点という肩書きの持つパワーは、本当にスゴいものがあります。
TOEICがメジャーになればなる程、この反応は今後もますます大きくなっていくでしょう。
僕が、英語の達人養成ジムのコンセプトに、
「あなたをTOEIC900点以上まで鍛えます」
と掲げているのは、この時の体験から来ています。
TOEIC900点を超えると、周りの人たちのあなたを見る目が変わります。
これは本当です。
もしあなたがTOEIC900点以上のスーパーサイヤ人達がゴロゴロいる職場で働いていて、プライベートでも同僚の人たちと一緒にいることが多いなら、あまり変化を実感できないかもしれません。
でも、そこから一歩外の世界へ出れば、あなたは「希少な存在」であることは間違いありません。
TOEIC900点はどれくらい希少なのか?
では、実際にTOEIC900点以上のスーパーサイヤ人はどのくらいいるのでしょうか?
TOEIC協会のデータによると、TOEIC900点以上を取る人は、全体の上位3%だそうです。
TOEIC受験者数は、年間約270万人です。
その上位3%に入れるのです。これはけっこうな希少価値ではないでしょうか?
僕は学生時代はテストができなくて、高校もヤンキーのひしめく荒れた学校でした。
高校卒業後はすぐに鉄工場に就職して働き始めました。その後、仕事は4回変えました。
なので、「何かひとつのジャンルで上位3%に入る」なんて経験は、一度もしたことがありませんでした。
「英語」という、多くの日本人がコンプレックスを持っているジャンルの世界で「トップ3%」に入れたことは、僕にとって大きな自信になりました。
英語は学問?!
日本人の間では、英語は「学問」というイメージがあります。
実際には、スポーツや武道と同じ「身体を使うジャンル」なのですが、そのことに気づいている人自体が少ないです。
これは、学校の先生も例外ではありません。中学や高校の英語の先生で、自身の英語力が伸びずに悩んでいる人はけっこういます。
学校で教わる「ゴリゴリ丸暗記方式」が通用するのは、TOEIC700点台~800点台前半くらいまでです。
でも、日本にはまだ「英語=頭で覚える学問」というイメージがあります。
そのせいか、「英語力の高い人=頭のいい人」という風に捉えられることが多いようです。
僕の中では、英語はこれまで自分がやってきた空手やダンスと同じジャンルなのですが、相手の反応は違います。
空手やダンスをやっていた頃は、「頭がいいんですね!」なんて言われることはありませんでした。
でも、TOEIC900点を超えてからは、「頭がいいんですね!」と言われることが増えました。
しかも、僕よりずっと学歴が高く、一流企業で働くエリートビジネスマンの方たちからそんなことを言ってもらえることが、何度かありました。
これは、とても不思議な気分です。
仕事でも使える
最近は、企業の採用条件や昇進条件に、「TOEIC○○点以上」と書かれていることが増えてきました。
でも、TOEIC900点以上持っていれば、そういう条件で切られることはありません。
採用面接でも、面接官の態度が変わるようです。
これに関しては、僕自身は経験がありません。TOEIC900点を超えたときには、すでに英会話スクールの講師として働いていたからです。
でも、40才フリーターの人がTOEIC行く900点以上を取った時の、採用面接での体験を語っている本が出ています。
↓↓↓
40歳オーバーでニート状態だったぼくが初めてTOEICを受けていきなり930点取って人生を劇的に変えた、効果絶大な英語勉強法 (リンダパブリッシャーズの本)
これは、読み物としてけっこう面白かったです!
TOEIC900点という肩書きが持つパワーがどんなものか?
を著者自身の体験談を元に書かれています。モチベーションを上げるのに役立つ本です。
以上、「TOEIC900を超えた時の周りの人たちの反応」についてお伝えしてきました。
でも、実は、これらはあくまで「オマケ」に過ぎません。
本当のメリットは、「あなた自身の内面の変化」にあります。
次回は、「TOEIC900点を超えた時に見える世界」をお伝えします。
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