From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
最近、僕が弟と2人で行った「ラスベガス1週間の旅」の体験談の続きです。
いよいよ、僕ら兄弟の子供時代のヒーロー、デビッド・カッパーフィールド(デビカパ)のショーを見る日がやってきました!
今回の旅の目的は、デビカパのマジックショーを生で見るためです。
僕らの胸は高鳴りました!
ステージショー
僕らが子供の頃に見ていたデビカパのテレビ番組では、演じるネタは大きな規模のものが多く、デビカパはあまり「しゃべるイメージ」がありませんでした。
自由の女神を消し去ったり、自分が剣の上に乗って串刺しにされたり、空中を飛び回ったりと、「説明不要なビジュアルマジック」が多いイメージでした。
なので僕らは当然、そういうマジックを期待しながら見に行きました。
セキュリティー
デビカパ専用の劇場に着くと、まずいきなり入り口でセキュリティーチェックを受けました。
警備員がバッグの中身をチェックしていきます。といっても、日本のディズニーランドに入る時のチェックぐらいのレベルで、そんなにガッツリ見られるわけではありませんでした。
僕らのバッグをチェックした警備員さんは若い男性で、
「君のバッグにバズーカは入ってないよね?」
とか、アメリカンジョークを飛ばしてきました。空港のセキュリティーチェックとは違う軽さです。
チェックを受けた後、僕らは会場に入っていきました。
会場内は完全指定席でした。僕らは係員さんたちに決められた席に誘導されて座りました。
テーブルに座ると、目の前には、「スマホ没収ボックス」がありました。会場内は写真やビデオ撮影は厳禁です。
それを確実に守ってもらうために、スマホも没収されるようです。
なかなか出てこない!
いよいよ、開始時間になりました。
司会の人が、早口な英語で観客を盛り上げました。そして最後に、
「デイビード・カパーフィーーーールド!!」
と叫びました。会場内から大きな拍手が起こりました。いよいよ本人の登場か?
でも、なかなか出てきません。BGMはかかっているのですが、本人が出てくる気配がありません。
もしかして、ワンテンポ遅れて後ろから登場したりして??と思い、会場の後ろを振り返ってチェックしてみましたが、何もありませんでした。
そのまま15分ぐらい過ぎました。
これは明らかに、「前のショーが押して、準備が遅れたな!」と気付きました。
僕らが今から見ようとしているデビカパのショーは、本日2回目です。
1回目の公演は、すでに終わっています。そして、1回目の公演と2回目の公演の間は、わずか30分しか空いていません。
マジックショーには、「リセット」と呼ばれる準備時間が必要です。
1回目のステージで見せたネタを、もう一度仕込み直す時間がリセットなのです。
僕のマジシャンとしての経験上、数百人規模のステージショーを連続でやる場合、リセットの準備時間30分というのは、かなりギリギリです。
最低1時間、できれば1時間半は欲しいところです。
でも、デビカパはわずか30分しかありません。
さすがトッププロ!と思っていたのですが、この遅れを見る限り、やっぱりリセットが間に合ってないやんけ!と思いました。
そして、開始予定時間を20分ぐらい過ぎた頃に、やっとデビカパが登場しました。
まさかの、しゃべりメイン!
いよいよ、デビカパのショーが始まりました!
今、目の前に憧れのデビカパ本人がいる!同じ空間にいるんだ!と思うと、感動がこみ上げてきました。
ところが、いざ始まってみると、僕らのイメージしていたマジックショーとは違う雰囲気になりました。
まず、デビカパはよくしゃべるのです!!
あれ??こんなにしゃべるキャラだったけ??と驚いてしまうぐらい、よくしゃべります。
まさかの、「しゃべりメイン」のステージショーに、僕と弟は目を丸くしました。
デビカパの英語が聞き取れない!
ショーが始まったと同時に、僕は焦りました。
焦った理由は、「デビカパの話す英語が聞き取れない!」からです。
デビカパは、まるで吉本のお笑い芸人のように、ものすごい早口で英語をまくし立ててしゃべっています。
ショーはどんどん進んでいきます。デビカパは、ジョークをガンガン混ぜながら、お客さん達の笑いを取っていました。
でも僕らは、ぜんぜんついて行けません。
僕らのテーブルの隣にいるアメリカ人夫婦は、1分に1回ぐらいは大爆笑しています。
でも、僕も弟もついていけないので、全然笑えませんでした。
なんてこったーーーー!!
こんなはずではーーーーー!!
・・・つづく。
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