初めてのサルサダンスのレッスンは、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。
この1時間で気付いたことは、
・動きが違いすぎて、ヒップホップダンスで身に付けた技はまったく役に立たない。
・リズムの取り方も、ヒップホップダンスと違いすぎて、役に立たない。
・音楽が独特で不規則に聞こえるので、どこに一定のリズムがあるのか?自分の耳には全然聞こえない。
・初対面の女性といきなり至近距離で手をつないで踊るのは、かなり緊張する。
・常に男性が女性に合図を送ることで、女性はそれを受けて動きを変えていく仕組みらしい。
ということでした。
想像以上に、今自分が持っている技が使えなくてヘコんだのと同時に、ペアダンスにハマる人の気持ちが少し分かった気がしました。
「ムズカしいけど、これは、できるようになったら楽しそうだ!」
と思ったのです。
少し物足りなさを感じるあたりでレッスンが終わり、そのタイミングで先生が言いました。
「もし、もっとたくさん練習したい場合は、サルサダンススクールをやっていますので、見学に来てくださいね。体験もできますよ。」
そう言いながら、チラシを渡してきました。
これは有効な集客法だと思います。
僕のように、何も知らずに入ってきたお客さんに、半強制的に体験レッスンを受けさせて、サルサの世界へ引き込む手法です。
僕のこの日の心境の変化は、こんな感じでした。
心境の変化
①入り口で1,000円の入場料が必要と告げられる。
②せっかくここまで来たし、1,000円払いたくなくて変えるのもなぁ~と思う。
③とりあえず1,000円払って入る。
④サルサダンスの体験レッスンが無料で受けられると言われる。
⑤せっかく1,000円払ったんだし、元を取るためにやってみるか。と、あまり気乗りしない状態で体験レッスンを受ける。
⑥非日常的で情熱的なサルサダンスの世界に引き込まれる。
という流れです。
そしてさらに、この先に待ち構えている、もっと非日常的な、サルサの魅力を見せつけるパーティーが待っているとは・・・
サルサパーティー
体験レッスンが終わってしばらくすると、お客さんがわらわらと入ってきました。
いつものレギュラーメンバーとは違う人たちがたくさんいます。
日本人、外国人、男性、女性が入り混じっています。
日本人女性たちの多くは、どうやらサルサのスクールの生徒らしく、ドレスを着ている人もいます。
男性たちは、日本人も外国人も、アロハシャツのような南国風の服を着ています。
おそらく、南米のダンスの雰囲気に合わせているのでしょう。
年齢層は、パッと見は女性は20代~30代ぐらいがメイン。男性は、30代~40代ぐらいがメインに見えます。
かなりの人数です。
いつもこの外国人バーでは、お客さんの数は多くても20人ぐらいの印象です。
でも今回は、50人近くいるように見えます。
お店の中央スペースに置いてある机とイスを取り払って、ダンススペースにしているので、いつもよりたくさん人が入るようです。
お店のすみには、DJの人がいて、大きな音でサルサ音楽をかけ始めました。
すると、みんな慣れた足取りで、ダンススペースに入っていきました。
そして、めちゃくちゃスムーズに踊り始めました。
「おぉ!!これはスゴい光景だ!」
僕は驚きました。
広いスペースとはいえ、入っている人数も多いので、人同士のスペースはかなり狭いです。
そんな中で、10ペア以上の男女たちが踊っています。
しかも、動きは全員バラバラです。
その場の雰囲気で次の動きを決めながら踊っているからです。
なのに、隣の人や後ろの人たちに、まったくぶつからずに踊っているのです。
ヒップホップダンスの場合は、大人数で踊る場合は全員が同じ動きをします。
何度も練習して、ピッタリ呼吸を合わせた状態で踊るのが普通です。
でも、サルサダンスは「アドリブ性」を重視しているようです。
それぞれのペアがまったく違う動きをしています。
ペアごとに、女性がターンするタイミングも違えば、移動する方向も違います。
全員バラバラに踊っているのですが、まったくぶつからないので、フロア全体では協調性が取れているように見えるのです。
僕は、初めて見るこの不思議な光景に、圧倒されてしまいました・・・
・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
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