【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編80】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 

※僕が24才の時に始めたHIPHOPダンススクールの体験談の続きです。

いよいよ、初めてのダンス大会の会場に着きました。

ここは、東京の蒲田にあるデパートです。

ビルの大きさ的には、僕が以前勤めていたイトーヨーカドーと同じぐらいのサイズ感でした。

集合時間はお店がまだ開店する前の時間帯だったので、社員通用口で名前を書いて入りました。

社員通用口には、僕ら3人以外には、ダンサーらしき人達の姿はありませんでした。

警備員さん:「あ~ダンスの人達ね。ここを入ったら、すぐ右のドアから売り場に出てください。

売り場のエスカレーターは動いてるんで、そのままエスカレーターで5階に行ってください。

ダンスの会場はエスカレーターを降りてすぐ横なんで、見れば分かると思います。

そこに係の者がいるはずなんで、声をかけてください。」

僕:「分かりました。ありがとうございます。」

 

売り場の雰囲気

警備員さんに言われた通り、僕ら3人は売り場の中を通ってエスカレーターで上に進みました。

進みながら、僕は売り場全体を見渡しました。

最初に「会場は東京のデパート」と聞いた時に僕の頭の中に浮かんだイメージは、真っ白い床に、きらびやかなライトで照らされた売り場が並ぶ、ピカピカの最先端デパートのイメージがありました。

でも、このデパートは外見も売り場の中も、全体的に古くて、歴史を感じます。

床は白いのですが、少し黄ばんでいて、オフホワイトな感じです。

落としきれないシミのようなものが所々にあります。

洋服の売り場も、そんなにオシャレ感は強くありません。

イトーヨーカドーを少しだけ高級にしたような雰囲気です。

どことなく漂うローカル感が、親しみを感じさせて、僕の緊張を解きほぐしてくれました。

 

ダンス会場

5階に着くと、すぐに会場が分かりました。

エスカレーター横のスペースが、大きく四角に仕切られていて、床にビニールテープが貼られていました。

そして、仕切られたエリアの四隅に、大きなスピーカーが設置されていました。

「売り場の通路をふさいで作った一角」といった感じです。

四角のエリアの一辺には、長机とイスが一列に並べられています。

一番見晴らしが良い場所なので、おそらくここは審査員席でしょう。

会場では、黒い服を着た音響スタッフらしき人達が、マイクのテストをしていました。

僕らは、おそるおそる、近くにいるスタッフらしき人に声をかけました。

僕:「すみません、今日のダンス大会の参加者なんですけど・・・」

スタッフ:「あ、おはようございます!そしたら、まずはこちらのエントリーフォームにサインをいただけますか?」

そう言って、僕らを長机の前に連れて行きました。

長机の上には、名前がズラッと書かれた表がありました。

スタッフ:「チーム名を探して、横にある代表者の欄に1人だけお名前を書いてください。

そして、その横の『同意する』の欄にチェックを入れてください。

同意内容は、このフォームの下に書いてあります。」

僕:「分かりました。え~と・・・」

 

出場チーム数

エントリーフォームには、予想以上にたくさんのチーム名がズラッと書かれていました。

(こんなにたくさんのチームが出るのか!思ったよりずっと規模が大きい大会なのかな・・・)

僕は急にドキドキしてきました。

同意内容にサラッと目を通すと、

「万が一踊っている最中に足首をひねったり転んだりしてケガした場合でも、運営側は責任を取れません」

といった、労災的な内容でした。

僕はサインと同意チェックを手早く済ませました。

スタッフ:「ありがとうございます。では、控え室にご案内します。」

僕ら3人は、スタッフの人の後ろをついて行きました。

ダンス会場の正面の売り場を通り過ぎて、少し離れた場所にあるカベに、白い鉄製のドアがありました。

明らかにバックルームへの扉です。

スタッフの人がドアを開けると、ものすごい広くて大きな空間が、目の前に広がりました。

「おぉっ!これは!!」

僕はその光景を見て、圧倒されました。

・・・つづく。

 

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