From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
DUO3.0の3周目に入ったタイミングで、英検とTOEICのテストを受けてみることにしました。
あんなにイヤだったテストを受ける気になったのは、カナダ留学という新しい目標ができたためです。
留学と聞くと、「海外の大学に入って、専門的でアカデミックな内容を学ぶ」というイメージがあると思います。
でも僕は、西洋のビジネス文化を学ぶために留学することにしました。
当時の僕は、ジーンズショップの店長の仕事をしていました。
その時点で社会人歴は13年目でしたが、外国人バーで知り合った西洋人の友人たちが僕の価値観を変えました。
彼らの「仕事に対する考え方&生き方」は、僕がそれまで経験してきた常識とはまったく違いました。
「自分の国では、これが普通だよ」
と言う内容が、僕がそれまで信じてきたこと、仕方ないと諦めてきたことと、まったく違っていたのです。
「今までと違う働き方ができるなら、それを経験してみたい!」
「海外へ飛び出したら、西洋の土俵で自分は通用するんだろうか?」
「これまで積み上げてきた英語力と仕事経験が、海外で通用するのか?試してみたい!」
という好奇心がわいてきて、いてもたってもいられなくなりました。
とりあえず3ヶ月間、現地で生活してみよう!
と決めました。
留学には資格が必要
僕は留学エージェントの担当者と相談した結果、カナダのバンクーバーにある学校のビジネスコースに応募することにしました。
3ヶ月間のうち、2ヶ月間で西洋ビジネス文化、英語の履歴書の書き方、面接の受け方、プレゼンのやり方などを学びます。
そして実際に現地の企業の仕事に応募して、受かった場所でインターンとして1ヶ月間働く、というプログラムです。
もしインターン先で気に入られれば、そのままフルタイムの仕事をそこでゲットして、就労ビザでそのままステイできることもあるそうです。
ただ、その3ヶ月コースを受けるためには条件がありました。
①留学前の時点でTOEIC730点以上を取得していること
②留学前に現地のスタッフからの電話インタビューを15分間受けて、英語の発話力の基準を満たしていることを証明すること。
という2つです。
②の方は、瞬間英作文トレーニングのパワーで乗り切れる自信がありました。
でも、①のテストは、僕が最も苦手なジャンルです。
英会話を始めて1周年目にTOEICを受けて、撃沈した苦い経験があります。
それ以来、英語テストからは完全に離れていました。
DUO3.0でテストに対する考え方が変わる
ただ、僕はDUO3.0を2周終わらせたことで、テストに対する考え方がちょっとだけ変わっていました。
「ここらでテストを受けてみるのも悪くない」
と思うようになったのです。
というのも、DUO3.0の表紙のウラに書いてある「達成可能レベル」は、
・英検準1級&TOEIC600~780点
となっています。
もし本当だとしたら、留学先の学校の要求するテスト基準に入ることができます。
DUO3.0をやる前と後の自分を比べると、自分でも劇的にボキャブラリーの数が増えたと感じています。
DUO3.0の例文に使われている倒置法や分詞構文などの難しい構文を音読することで、文法力もアップしました。
「自分の今の実力は、どのあたりなんだろう?テストで見える化してみたいかも」
という、好奇心がわいてきたのです。
これは大きな変化でした。
留学先から求められているのはTOEICの点数でしたが、僕はその前に英検を受けてみることにしました。
英検はTOEICと違って試験問題レベルが級別に分かれているので、自分に合った級を選べばヘコむ確率が低い、という情報をゲットしたからです。
英検のそれぞれの級が、どのぐらいの難易度かは分かりません。
DUO3.0の到達可能レベルには「準1級」と書いてありましたが、いきなり準1級はムリなことは分かっていました。
そこで、とりあえず2級にチャレンジすることにしました。
英検2級は大学センター試験レベル
グーグルで調べたら、英検2級の語彙レベルは、大学入試のセンター試験と同じぐらい、と書いてありました。
英検2級を持っていれば、英語のテストが免除される大学もあるそうです。
僕は大学受験を経験していませんが、大学受験英語は難しい、というイメージはありました。
また、森沢先生の英語上達完全マップの本にも「日本人の英語力が最も上がる時期が、大学受験」と書いてありました。
ということは、少なくとも英検2級が受かったら、僕の英語力は大学受験に受かるレベル、ということになります。
DUO3.0の成果を試すには、うってつけのテストです。
僕はドキドキしながら、英検2級に申し込みました。
・・・つづく。
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