From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
おそるおそるめくってみたDUO3.0の最初の3本の例文で撃沈しかけた僕は、いったん離れて深呼吸しました。
「いかん!また心理的ダメージを負いそうだ・・・気を取り直そう!」
そう思って、自分の中で色々と心の整理をしました。
「たとえDUO3.0の中に入っている例文が理解できなくても、それで今までやってきた1年間がムダだったことの証明にはならない。
自分の中には、確かに英語ストックは積み上がっている!今までも、そう感じていたじゃないか!
DUO3.0の中に入っている例文は、たまたま今までのストックの外側にあるだけだ。
今まで音読してきた教材は、すべて会話調だった。
こういうフォーマルな内容の例文は読んだことがない。
フォーマルな文法にも、英単語にも、慣れていないだけだ。
気にしなくていい。
むしろ、自分の知らない英単語や文法が入っているテキストに出会えたことを喜ぶぐらいでなければ!
ドラゴンボールの孫悟空も、強敵が現れるたびに、『おめーつえーな!オラ、ワクワクすっぞ!』と喜ぶじゃないか。
孫悟空の精神で行こう!」
そう心の中でつぶやいているうちに、だんだん心が静まってきました。
セクション1のページをパラ見
その後、僕はまたDUO3.0の例文に目を戻しました。
今度はガッツリ理解しようとせずに、まずはセクション1のページをパラパラとめくってどんな例文が入っているのかをチェックだけしてみました。
4.You should be fair to everyone regardless of national origin, gender, or creed.
(生まれた国、性別、信条に関係なく、誰に対しても公平でなくてはならない)
う~ん、なんて難しい表現なんだ!
日本語でもこんなセリフを言ったことないぞ!
でも、海外に行ったら人種差別もあるだろうし、使いたくなる表現なんだろうな。
よし!次!
5.Equality is guaranteed by the Constitution.
(平等は憲法で守られている)
ぬぬっ!さっきとのつながりか!
こういうお堅い文章は、ホントに今まで避けてきたからなぁ~・・・
外国人バーの会話で自分がこの例文を使うシーンはまったく想像できない。
ムリに覚える必要もなさそうだ。
次!!
6.He leaned against pillar and gazed at the Statue of Liberty.
(彼は柱に寄りかかって、自由の女神をじっと見つめた)
おっ!これは何となくシーンがイメージできるぞ!
自由の女神!懐かしいな。なんか中学の時に、「スタチュー・オブ・リバティー」って発音練習させられた記憶がまだ残ってる。
それにしても、日本語訳を見るとそんなに難しくないし、会話でも使えそうな表現なのに、英単語が全然わからない・・・
はい次!!
例文の雰囲気が変わる
A woman passed by me giving off a subtle scent of perfume. It reminded me of my ex-girlfriend.
(香水のほのかな香りを漂わせながら、一人の女性が僕の前を通り過ぎた。前の彼女のことを思い出してしまった)
おっ?なんだ?!急にカジュアルな雰囲気になったぞ!
さっきまでの憲法の例文とは大違いだ!
だが、相変わらず英単語は難しい・・・
文型もあまり理解できない・・・
でもこのセリフは面白い!言えるようになりたい!
なんかドラマのフレンズの中に出てきそう。
外国人バーでそのまま言ったらウケそうだし!
よし!次!
さらに使える英文が!
“Natto” smells awful but tates terrific.
(納豆は臭いはひどいけれど味は最高)
おぉ!この例文は分かるぞ!
知ってる英単語だけの例文が初めて出てきた!
文型も分かる!
これなら覚えて使えそうだ!
よし!次!
I’m soaked with sweat. “Stand back! You stink. Take a shower.”
(汗でびしょぬれだよ。来ないで!臭いわ。シャワーを浴びて!)
あはは!なんだこの例文!!
DUO3.0の例文って面白いかも!
前半みたいなお堅い文章だけじゃないんだな。
これなら、何とか進められるかもしれない。
セクション1を最後まで見ておいて良かった!
そう思いながら、僕はホッと胸をなでおろしました。
・・・つづく。
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