【僕の英語力を大きく変えた本:DUO3.0 ⑥】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回の続き)
 
 
このまま先へ進むか?
 
 
それとも、いったん退却して、DUO3.0を本棚にしまうか?
 
 
僕は究極の選択肢を迫られていました。
 
 
初めて開いたDUO3.0は、とてつもなくハードルが高く感じました。
 
 
知らない英単語が多いのはもちろん、知っている英単語が並んでいても、
 
 
・なぜその並びになるのか?
 
 
・なぜその並びでこういう意味になるのか?
 
 
がまったく分かりませんでした。
 
 
特に、基本動詞+前置詞で特別な意味になる「熟語」(例:turn out=分かる、come out =出版される、など)は、難しく感じました。
 
 
単語一つ一つは意味は分かっても、並んだ時にどういう意味になるのか?がまったく分かりませんでした。
 
 
turn = 回る
 
out = 外
 
 
なぜ、「分かる」になるの?
 
 
という感じで、チンプンカンプンでした。
 
 

会話で使われる熟語

 
熟語は会話でよく登場するジャンルです。
 
 
熟語を日本語に翻訳すると、
 
 
・飛行機に「乗る」
 
 
・飛行機に「搭乗する」
 
 
の違いみたいな感じです。
 
 
テストなどでは「搭乗する」の方の英単語が問われますが、実際の会話では「乗る」の英単語の方がよく使われます。
 
 
英会話を極めようと思ったら、熟語は避けて通れません。
 
 
ただ、日本人が熟語をそのまま丸暗記しようとすると、かなりキツいです。
 
 
似た英単語の組み合わせで、ぜんぜん意味が違ってくるからです。
 
 

丸暗記では覚えられないバリエーション

 
たとえば、get から始まる熟語を見ると、
 
 
get on = 乗る(飛行機、バス、電車などに)
 
get in = 乗る(車、タクシーなどに)
 
get off = 降りる
 
get out = 出て行く
 
get by = 何とかやっていく
 
get down = 集中する
 
get along = 人とうまくやっていく
 
get around = 避ける
 
 
など、など。
 
 
これらは氷山の一角に過ぎません。
 
 
丸暗記するには多すぎるバリエーションがあります。
 
 
しかも、同じ熟語でもシチュエーションによって、違う意味になったりします。
 
 
これではお手上げです!
 
 
僕がそれまで使ってきた音読教材は会話の例文がほとんどでしたが、レベルが初心者向けだったので、熟語はほとんど登場しませんでした。
 
 
今回のDUO3.0で初めて熟語というものを知りました。
 
 
ただでさえ難しい英単語が多いのに、加えて熟語が入ってくると、文章全体の意味を取るのがしんどくなります。
 
 

DUO3.0の例文が難しく感じた3つの理由

 
僕が初めてDUO3.0の例文を見たときに難しく感じた理由は、「収録英単語のレベルの高さ」だけではありませんでした。
 
 
今思い返すと、理由は3つあります。
 
 
理由①僕の「文法力」が足りなかった
 
 
理由②1ページ目から順番に見てしまった
 
 
理由③DUO3.0の例文の特徴(ウリ)
 
 
の3つです。
 
 
まず、①については、僕はこれまで会話体の例文しか音読してこなかったので、書き言葉っぽい表現にまったく慣れていませんでした。
 
 
日本語ですら、堅い表現はキラいでした。
 
 
DUO3.0の中には、かなり難しくて堅めの表現が出てきます。
 
 
たとえば、
 
 
1.We must respect the will of the individual.
 
(個人の意思は尊重しなければならない)
 
 
4.You should be fair to everyone regardless of national origin, gender, or creed.
 
(生まれた国、性別、信条に関係なく、誰に対しても公平でなくてはならない)
 
 
5.Equality is guaranteed by the Constitution.
 
(平等は憲法で守られている)
 
 
などです。
 
 
特に最後の5.の例文は、主語が人ではなく「平等」という英単語で、さらに構文は「受け身」が使われています。
 
 
英会話ではこういう「人以外を主語にした受け身表現」は登場しないので、僕には文法的に理解できませんでした。
 
 
こういう表現が会話で使われることが無い、とは言い切れませんが、少なくとも僕はこういう表現を練習したことがなかったので、
 
 
「このレベルの文章に対する耐性がなかった」
 
 
というのが、大きな理由です。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
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