From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回の続き)
僕が初めてDUO3.0にトライした時は、例文の難しさに脳がオーバーヒートしかかりました。
最初の数ページをめくった時点で撃沈しそうになった僕は、これ以上の精神的ダメージを防ぐために、いったん退却することにしました。
「なるほど!DUO3.0の戦闘力が分かった。敵の強さを知るのが最初の目的だ。目的達成!」
とつぶやきながら、本棚にしまいました。
そして、受けた精神的ダメージを回復させる薬草として、これまで音読でやり慣れたテキストを開いて、音読を始めました。
「こんなにスムーズに読めるじゃないか!俺は問題ない!ちゃんと上達している!落ち込む必要はない!」
そう自分に言い聞かせながら、心を落ち着かせました。
スラスラ音読できる英文を読み上げていると、だんだん心が落ち着いてきました。
それから1週間、僕はDUO3.0から離れることにしました。
1週間後のリベンジ
1週間、元の生活に戻って今までのテキストを使って音読&瞬間英作文トレーニングを続けることで、僕の精神状態は完全復活しました。
そして、再び前向きな気持ちになってきました。
この1週間で、DUO3.0に太刀打ちできるほどレベルアップしたわけではありません。
でも、「試しにどこまで進めるか?やってみる価値はあるかも?!」と思えるようになってきました。
そこで僕は、休みで時間のある時に、DUO3.0に再び挑戦してみることにしました。
ふだんの日課の音読と瞬間英作文トレーニングを終えて、「後はフリー!」という状態になってから、おそるおそる本棚からDUO3.0を取り出しました。
ゆっくりページを開きます。
1文目が出てきました。
1.We must respect the will of the individual.(個人の意思は尊重しなければならない)
前回はこの例文でいきなり心が折れそうになりました。
でも今回は、ちゃんと例文の下にある見出し語解説を読んでみることにしました。
respect = 尊重する(動詞)
will = 意志(名詞)
individual = 個人(名詞)
ほぉ~!なるほど!
will は助動詞じゃなくて名詞なのか!
名詞で「意志」って意味にもなるのか!
初めて知ったぞ。
でも確かに、イメージ英文法では「will = 100%やる気」だから、名詞になってもそのニュアンスは変わらないと思えば、覚えられる気がする。
individual は初めて聞いたぞ。
おっ!横に説明がある。
【それ以上分割(divid) できない(in)もの】
ふ~ん・・・divid って言葉も分からないな。でも、こうやって分けて意味を覚えることもできるのか。
(※僕はこの時はまだ、「語源学習法」を知りませんでした。語源学習法は、DUO3.0ぐらいのレベルの英単語から力を発揮する英単語学習法です。英単語をパーツに分けて意味を覚えることで、効率アップします。)
説明を読むのにかなり時間はかかりましたが、文法的には何とか意味が取れました。
話し言葉
次の例文は、話し言葉でした。
2. Take it easy. I can assure you that everything will turn out fine.(気楽にいけよ。大丈夫、すべてうまくいくさ)
Take it easy.は、今まで僕がさんざん外国人バーで聞いたフレーズです。
ネイティブの人達は、別れ際にみんな「Take it easy.」と言ってきます。
See you. と同じような感覚で使っているようでした。
「気楽に行けよ」が別れの挨拶として使われるというのは、日本人の僕にとってはあまりピンと来ませんでしたが、何度も聞いているうちに、何となく「そういうもんか」と納得するようになりました。
Take it easy. までは分かりましたが、その先がまったく分かりません。
DUO3.0の解説を見ました。
・assure A (that) =A(人)に~を確約する(保証する)
・turn out (to be)… =(最終的に)…という結果になる
おぉっ!これはムズカしいぞ!!
sure は聞いたことあるけど、assure なんて聞いたことない・・・
いや、もしかしてネイティブは会話で使っているのかもしれないけど、自分がリスニングできていないだけの話か?
熟語
次の turn out も分からない・・・
turn は回転するだもんな。
英語でマジックする時には、
Turn over the card.
(トランプをひっくり返してください)
ってよく使うけど、あのturnと同じだよな・・・
turn と out が一緒になって、なぜこの意味になるんだろう?
さすがにその解説までは書いていないか。
まあ、覚えるしかないんだろうな・・・
僕はこの時、DUO3.0の中で初めて「熟語」というものを知りました。
・・・つづく。
—————————————
※このブログに読者登録をしていただくと、最新の記事を1日1回、メールでお届けします。読者登録はこちらをクリックしてください。
↓↓↓
From 師範代Shinya(新村真也)
(やり直し英語達成道場 師範代)
※もくじは、こちら
自己紹介は、こちら
コメントを残す