From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が20才の頃、「アクション俳優になろう!」と思って「俳優養成所」に入った時のストーリーの続きです。
 
 
日本でのアクション俳優への道を断念するか?目指し続けるか?
 
 
その決断材料になるビデオを、僕はスクールの事務所に提出することにしました。
 
 
香港アクション映画界の2大スター、ジャッキー・チェンとドニー・イェンのカンフー映画の一部をコピーしてミックスした動画でした。
 
 
カット割りから撮影角度まで、研究し尽くして作った自作映画だったので、自分の中では「やり尽くした感」がありました。
 
 
自分が今出せる力の全てを込めて作ったこの動画を事務所のマネージャーさんたちに見てもらって、どんなリアクションが来るか?
 
 
うまく自分を売り込めれば、もしかしてアクション映画の案件が来た時に僕に一番に声をかけてくれるかもしれません。
 
 
もう、このまま受身でこのスクールに通い続けても、何も起こらないことは目に見えていました。
 
 

自作映画の内容

自作アクション映画は、トータル20分ぐらいの長さでした。
 
 
最初は弟と2人で作り始めたので、2人の対決シーンから始まりました。ここはジャッキー・チェンの「酔拳2」という映画のラスボスとの対決シーンをコピーしました。
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その後、友達が加わって協力してくれるようになったので、3人が仲違いになってケンカバトルするシーンを作りました。(これはYouTubeにはアップしていません)
 
 
3人交えてのこの対決シーンは、ジャッキー、サモハン、ユン・ピョウが3人でケンカするシーンのある「五福星」か「七福星」(どっちだったか忘れました)のシーンをコピーしました。
 
 
そして最後の方は、また僕と弟の一騎打ちシーンで終わります。
 
 
このシーンは、スピード感と迫力があるドニー・イェンの「ドラゴン危機一髪97」という映画のワンシーンをコピーしました。
 
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※YouTubeにアップした動画は、トータル20分の本編の一部を抜粋してアップしたものです。
 
今でこそ、動画撮影はスマホでもできるようになってとてもカンタンになりましたが、当時は重くて大きいビデオカメラで撮影した後、ビデオのダビング装置を使って手動で編集する作業を繰り返しながら作り上げました。
 
 
手間で言うと、今YouTube動画をパソコンで編集するのに比べて10倍ぐらい大変でした。
 
 
映像を編集した後には、効果音や声をリアルタイムで吹き込みながらまた編集し直しました。
 
 
そんな作業行程で出来上がった動画はダビングを繰り返して作られているので、画質が荒くてギザギザしていました。
 
 
動画を届ける手段も、今のようにYouTubeにポンとアップして終わり!ではありませんでした。
 
 
VHSのビデオテープにダビングして配ることぐらいしかできません。
 
 

VHSのテープを提出

そこで僕は、自作映画をダビングしたVHSテープに説明書きを付けて、スクールの事務所の窓口に持って行きました。
 
 
自分の魂を込めて作った作品を家族や友人以外に見てもらうのは初めてで、めちゃくちゃドキドキしました。
 
マネージャー:「次の方、どうぞ!」
 
僕:「はい!こんにちは!」
 
マネージャー:「はい、こんにちは。」
 
僕:「あの、実は自作で映画を作りまして、ぜひ見ていただきたいと思って持ってきました。」
 
 
マネージャー:「へぇ~!自作映画!スゴいですね!どんな内容なんですか?」
 
 
僕:「ここにも書いたんですが、カンフーアクション映画です。ジャッキー・チェンのマネをして作りました。」
 
 
マネージャー:「あ~、そっち方面かぁ・・・なるほどね。そっちをやりたいんですね・・・」
 
 
マネージャーは、歯切れの悪い感じでした。
 
 
僕:「良かったらビデオを見ていただいて、今後アクション関係の仕事があれば、ぜひ声をかけていただきたいなと思いまして。」
 
 
マネージャー:「分かりました。ただ、アクション関係の仕事は、うちにはほとんど入ってこないんですよ。JACさんとかなら、アクション専門にやってるからまた違うだろうけど・・・」
 
 
僕:「やっぱりアクションのジャンルは厳しいですか?」
 
 
マネージャー:「正直、アクション専門でやりたいなら、それこそ香港とかに行った方が需要があるかもしれませんね。」
 
 
僕:「やはりそうですか・・・」
 
 
マネージャー:「特に素手のアクションとなるとね。さらにジャンルが狭まっちゃうもんで。まあでも、可能性がゼロではないので、このビデオは預かっておいて、もしアクション関係の案件が来たら声をかけますね。」
 
 
僕:「はい、ありがとうございます。よろしくお願いします。」
 
 
僕はマネージャーさんとのやりとりを終えて、ほぼ分かりました。
 
 
「やはりアクション俳優の道は日本では需要がない」
 
 
と。
 
 
今回のやりとりを経て、僕の心はほぼ固まりました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 

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