【僕が「習い事」に感じた夢と希望:カラーコーディネーター編4】

From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
僕が23才の頃、服飾系の会社へ転職するために「カラーコーディネーター」の資格を取ることにした話の続きです。
 
 
体験講座がすっかり気に入ってしまった僕は、すぐにその場で6ヶ月講座に申し込みました。
 
 
帰り道の電車の中で、僕はこれからまた新しい習い事で違う人生が開けるかもしれないことにワクワクしていました。
 
 
僕がこのカラーコーディネーター講座に期待していることは3つありました。
 
 
①色の扱い方を知ることで、今後の人生にプラスになる効果が出ること。たとえば自分の服装がオシャレになったり、部屋のインテリアの配色を変えて集中力を高めたりできるようになる等。
 
 
②カラーコーディネーターの資格を取ることで、社会的に認められる能力を手に入れた気分になれること。今後の転職の選択肢が広がるかもしれない。
 
 
③クラスには同年代の女性が多いので、勉強のモチベーションが上がりそう。あわよくば、そこで彼女をゲットできるかも?!
 
 
以上の3つが、僕が期待していることでした。特に③に関しては、これまでの習い事では実現できなかったことでした。
 
 
最初の習い事だった空手道場には、そもそも女子がいませんでした。
 
 
2番目の習い事だった俳優養成所は、東京にあったので、仮に女性と仲良くなったとしても、遠距離になる可能性が大でした。
 
 
それに、レッスンではみんな「人生を変えよう!」と気合いを入れてやってくる人が多かったので、「クラスメイトはライバルだ!」というような雰囲気が漂っていました。
 
 
特に女性陣はかなり本気度が高い人が多くて、クラス内の男女が色恋沙汰になる雰囲気はまったくありませんでした。
 
 
でも今回のカラーコーディネーターの資格は違います!
 
 
体験レッスンでも7:3ぐらいの割合で女性が多く、なおかつ「適度にユルい雰囲気」が感じられます。
 
 
「カラーコーディネーターになって、それ1本で食っていくぞ!」
 
 
という気合いの入った人よりも、
 
 
「とりあえず資格を取っておけば、今後の人生に色々と有利かも?!」
 
 
ぐらいの感覚で来ている人が多そうなイメージでした。
 
しかも、資格スクールならクラスメイトはライバルというより「一緒に勉強する仲間」という意識が芽生えやすいです。
 
 
そういう点では、クラスメイトと仲良くなって、レッスン後に一緒にご飯を食べに行ったりすることもできるかもしれません。
 
 

初日のレッスンスタート!

いよいよ、初日のレッスンがスタートしました。体験レッスンでは50~60人ぐらいの数の人達がいましたが、果たして本コースに申し込んだ人達はどのぐらいいるのか?
 
 
ドキドキしながら教室に入りました。
 
 
机にはそれぞれテキストが置いてあって、隣の人とは席を1つ飛びで座る形式になっていました。
 
 
どの席に座るか?は決められていません。
 
 
こういうのは、最初が肝心です。習い事では、最初に座った席の位置が「その後もずっと続く同じ席」になることが多いです。
 
 
僕が以前通っていた俳優養成所でも、みんな何となく毎回同じ席に座ることが多く、定着した後に変えるのに勇気がいりました。
 
 
たまに僕が早く来て違う席に座ると、元々そこに座っていた人が「え?俺の席が取られた・・・」みたいなリアクションをされることが多くありました。
 
 
きっと今回のカラーコーディネーター養成講座も、同じ雰囲気になるに違いありません。
 
 
となると、仲良くなりたい同年代女性の近くの席を取ることは、ミッション③を達成する上でとても重要なことです。
 
 

ミッション達成のために

そこで僕は、とりあえず「同年代っぽく見える女性が両隣になる席」を選んで座りました。
 
 
さすがに顔をじろじろ見るわけにはいかないので、本当に同年代か分かりませんが、とりあえず服装で判断しました。
 
 
その後もわらわらと人が入ってきて、スタート時間の直前には全員が着席しました。
 
 
トータル25~30人ぐらいでしょうか。
 
 
体験レッスンの時の半分ぐらいです。これはかなり入学率は高いのではないでしょうか?
 
 
 

女性が多すぎ!

男女比はさらに偏って、9:1ぐらいになっていました。
 
 
男性は僕以外に2人しかいません。
 
 
やはりカラーコーディネーターは主に女性の世界なのでしょう。
 
 
ここまで男性の数が少ないと、逆に動きづらくなるような気がします。
 
 
不安と期待が入り混じった状態で、レッスンが始まるのを待ちました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 
 

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