From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
性格を4つのタイプに分けて、あなたにピッタリ合った英語学習法を見つけるシリーズの第6弾記事です。
※第5弾記事はこちらをクリック
今回は、「4つの性格のうち、3つ目の特徴」と、「その特徴を英語学習にどう生かしていくか?」の方法をお伝えします。
※毎回お伝えしていますが、4つの性格ポジションに優劣の差はありません。それぞれに強みと弱みがあります。また、すべての人に4つの部分が当てはまります。ただ、どこが一番居心地がいいか?という「ホームポジション」は人によって違います。
② 右下:ネガティブ依存
このタイプの英語学習者は、自分の「できない部分」にフォーカスしがちなので、長く英語を学んでいても、自分の話す英語に自信が持てないでいることが多いです。
自分の欠点に注目するという点では、前回の「ネガティブ自立」タイプと同じですが、今回のネガティブ依存系のタイプの人は、自分ひとりだとなかなか英語学習を続けることができません。
いざ英語をやろう!と思っても、なかなか行動に移せずに、できない自分を責めてしまう・・・なんてことがよくあります。
このタイプの人は、自分を過小評価しがちなので、本当は高い英語力を持っているにも関わらず、本番で力を発揮できないことが多いです。
特にネイティブとの英会話では、どうしても自分から積極的に話しかけていくことができず、みんなが話すのを後ろから眺めているだけ・・・なんてことがあります。
共感力の高い芸術肌
ネガティブ依存タイプの人は、人の痛みや感情にすごく敏感です。共感力が高いので、カウンセラーやセラピスト、芸術家などにこのタイプの人が多いです。芸能人で言うと、ピースの又吉さんやマツコ・デラックスさんがこのネガティブ依存タイプかなと思います。
依存系の人は他人とつながるのが好きなので、英会話スクールなどでクラスメイトや先生と話すことを楽しみます。
なぜ、英語をやるのか?
このネガティブ依存タイプの人にとっての英語学習の位置づけは、自立系の人のように「ガッツリ達成する目標」というよりも、
・海外旅行を今よりちょっとだけ楽しく快適にしてくれるもの
・毎日の生活が少しだけウキウキ楽しくなるもの
・いろんな人とつながるための手段
という位置づけにあることが多いです。
「ネガティブ依存」タイプにオススメの英語勉強法
英会話対策
このタイプの人は、外国人との会話にあまり積極的ではありませんが、「英会話の雰囲気」を楽しむのは好きです。
他の日本人と外国人が英語で話しているのをそばで見て聞いているだけでも、楽しむことができます。
感じる力が強いので、1対1の会話は得意です。逆に、1対多数の会話や、たくさんの人の前で英語を話すことには抵抗があります。
自信がなくても、実際はしっかりした文法や英単語の知識があることが多いので、しゃべり始めるとかなり正確で発音のキレイな英語を話すことができます。
このタイプの英語学習者は、家で自習教材をひとりで黙々とやるよりも、英会話スクールなどで人と接してつながりを感じながら楽しく学んだ方が、長続きしやすいです。
オススメ教材
このタイプの人は、自分で教材を選ぶ作業が重く苦しいと感じやすいので、英語の先生や英語学習の先輩からオススメ教材を聞いて、素直にそれをやってみるのがオススメです。
このタイプの人にとって英語は、「人とつながるための手段」です。音読トレーニングで使う教材も、日常会話や旅行などの人との交流をテーマにした本だと、モチベーションがキープしやすくなります。
また、最初から学習ペースを飛ばすと、「できない自分」にフォーカスしてしまい、途中で挫折しやすくなります。
ネガティブ依存の人は、「最初は時間をかけてゆっくり丁寧に始める」方が、無理なく英語学習を続けていくことができます。
テキストの難易度が高すぎると「できない自分」にフォーカスしてしまいがちです。まずは「できる感」を味わうために、できるだけカンタンな英文から始めるといいでしょう。
まずは、中学英語の範囲内だけで書かれた「瞬間英作文用」の教材から始めるのもいいアイデアです。
瞬間英作文トレーニング
躍動感あふれるキャラクターの人間関係をベースにしたストーリーのこの本もオススメです。
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NEW HORIZONでもう一度英語をやってみる
英語学習方法
このタイプの人は、基本的に家でひとりで自習するのが苦手なので、通信講座などの教材はあまり向きません。
音読トレーニングをやる場合も、できれば先生がついてコーチングしてくれるところがオススメです。
僕の主催する「英語の達人養成ジム」では、このコーチングの仕組みを取り入れています。
毎週のレッスンの最初に、家でやってきた音読の回数を僕がチェックします。次に、ひとりひとり、みんなの前で音読しながらトレーニング成果を発表してもらいます。
会話文の場合は、2人~3人一組でペアになって台本を感情を込めて読み上げます。まるで、クラスメイトと共同でひとつの「劇」を作り上げているような感じになります。
英語の達人養成ジム以外にも、そういうコーチングをしてくれるところはあるので、スクールを選ぶときの基準にしてみてください。
もし、ネイティブの先生のいる英会話スクールに通う場合は、マンツーマンレッスンよりもクラスメイトがたくさんいるところの方が楽しく続けることができます。
このタイプの人にとって、英会話スクールは「交流の場」です。一緒に受けるクラスメイト&先生の雰囲気や、居心地の良さを重視しましょう。
TOEICテスト&英検対策
ネガティブ依存タイプの人は、机の上でカリカリとテスト対策をするのは苦手です。
ひとりでやっていると、自分のできない部分ばかりが目についてしまい、だんだん落ち込んできます。
独学よりも、英語スクールのTOEIC対策クラスなどで経験豊富な先生のもとで学んだ方が、目標を達成できる確率が上がります。
スクール
僕のオススメするTOEIC専門対策校は、「花田塾」です。
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この花田塾は、「英語教材辛口ランキング」という中立的な立場の雑誌の中の「英語スクール部門」で堂々の一位に輝いた実績があります。
僕はそのクチコミがすごく気になって、この目で確かめずにはいられなくなり、体験レッスンに行ってきましたが、うわさは本当でした!
TOEIC満点を持つカリスマ講師の花田徹也先生が、ものすごくわかりやすい解説で点数アップのコツを教えてくれます。
テキスト
本番前には、必ずTOEIC公式問題集を解きましょう。
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問題をひと口サイズに小分けした「特急シリーズ」もオススメです。
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ちなみに、この「文法特急」は、さきほどご紹介した花田塾の代表、花田先生の著書で、ベストセラーになっています。
それでは、次回は4つの性格のうちの最後のポジション、「ポジティブ依存」についてお伝えします。
※毎回お伝えしていますが、4つの性格ポジションに優劣の差はありません。
P.S.
この「4つの性格」の考え方は、本田健さんの「人間関係のマトリックス」をベースにしています。「人間関係のマトリックス」についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの本をぜひお読みください。
この「4つの性格」の考え方は、本田健さんの「人間関係のマトリックス」をベースにしています。「人間関係のマトリックス」についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの本をぜひお読みください。
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「ユダヤ人大富豪の教え3」
ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)
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From 師範代Shinya(新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)
P.P.S.
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