From 師範代Shinya(新村真也)
(→前回のつづき)
※スマホ1台で、いつでもどこでも20分で英語のスピーキング力を測れるテスト、VERSANT(バーサント)を「試験対策ゼロ」で初めて受けた体験談の続きです。
パートE:話の要約
このパートでは、まず最初に長めのストーリーを聞きます。(長さはだいたい30秒前後)
次に、そのストーリーの要約を30秒以内で話します。
ストーリーは3話出てくるので、同じ作業を3回繰り返します。ストーリーの内容は、日常的な出来事です。
同僚との昼休みの会話で、「今日、こんなことがあってさぁ~」という流れで話すような内容です。
ただ、僕が聞いた範囲内では、「第三者のストーリー」として語られていました。
つまり、「俺、今日さぁ~」という自分のストーリーではなく、「ロブは今日~しました」みたいな感じの物語口調です。
個人的には、これが一番難しいと感じました。というのも、僕はこういう作業をやったことがありません。
おそらく、テスト出題者側は、
「別の人から聞いた話を、目の前の人に伝える」
たとえば、誰かからロブの話を聞いたら、今度は別の人にロブの話を伝える、というシーンを想定しているんだと思います。
でも、これはあまり日常生活でもやったことがなかったので、苦労しました。
「要約という日本語訳に注意!」
バーサントのホームページの日本語では、「30秒間で要約する」と書いてあります。
この「要約」という言葉に僕はやられてしまいました。
要点をまとめて、できるだけ短く話せば、点数が高くなる!と思ってしまったのです。
そこで本番では、聞いた30秒ぐらいのストーリーを、10秒ぐらいにまとめて話して、後の20秒間はじっと待っていました。
ずいぶん待たされるなぁ・・・と思ってはいたのですが、後から解説の英語バージョンをよく見たら、
Try to retell as much of the story as you can.
(できるだけたくさんの内容を話してください)
と書いてありました。
えーーーー!!「要約」じゃないじゃん!!「再現」じゃん!!
そういえば、テスト本番の解説の時にも、as much as ~みたいをこと言っていたような気がします。(ボーッとしてあまり聞いていませんでしたが)
ここは、大きな落とし穴だと思いました。
パートEの対策
パートEで点数を取るためには、
・できるだけ詳細を話すこと
・できるだけ同じ英単語を使うこと
です。先ほどお伝えしたように、ストーリーの詳細が多ければ多いほど、点数はアップするようです。
たとえば、桃太郎の話を聞いた後に要約するとき、「犬、サル、キジを仲間にして・・・」というパートで、最後の「キジ」がうっかり抜けたら、おそらく減点になると思われます。
また、ストーリーの中で聞こえたのと「まったく同じ英単語」を盛り込むのがポイントのようです。
相手はAIなので、「言い換え」がどの程度理解されるかは未知数です。
「キジ」を「鳥」に言い換えたり、「犬、サル、キジ」を「動物たち」に言い換えた場合、正確に採点されない恐れがあります。
もし、すごい記憶力を持つ人がいて、ストーリーを完全に記憶して一字一句間違えずに再現できたら、満点が出るのかもしれません。
以上が、パートEの攻略法です。
僕は今回、初めて受けるにあたって、まったく対策をしなかったので、ここで大きく点数ダウンしたと思われます。
次回は、最後のパートFの体験談と対策法をお伝えします。
・・・つづく。
(実際に受けた時の動画はこちらです)
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