英語ガイドを選んだら、アメリカ人夫婦と友達になった【初マレーシア体験記⑪】

from 師範代Shinya(マレーシアのホテルから)(英語学習のヒントをYouTubeでも発信中)

(→前回のつづき)(このシリーズを最初から読む場合はこちら)

ボルネオ島での1回目の昆虫狩りツアーは、予想を上回る経験ができました。

後はもう、オマケみたいなものです。

娘が疲れで体調不良になるかもしれないことを考慮して、2回目のツアーは価格重視で英語ガイドツアーにしました。

まったく同じ内容のツアーでも、日本語ガイドと英語ガイドでは、2倍ぐらい違います。

英語ガイドのツアーは約半額です。

僕は事前に、日本から英語サイトを見て、直接現地のツアーに申し込んでおきました。

2回目のツアーの内容は、「テングザル&ホタル鑑賞クルーズ」です。

マングローブの生い茂るジャングルの川を、クルーズ船に乗って移動しながら、テングザルとホタルを見ます。

テングザルは、その名の通り、鼻が高いサルです。

ボルネオ島の固有種だそうです。

英語名は、proboscis monkey です。

proboscis の発音は、「プロボウスィス」です。

意味はもちろん天狗ではありません。

天狗は日本の妖怪なので、英語圏にはありません。

proboscis の意味は、「長く突き出た鼻」という、まさにこの状況でしか使えないマニアックな英単語です。

日常会話ではほぼ出てきません。

生物学的な英単語なので、動物や昆虫などにしか使われないそうです。

ただ、今回のツアーでは当然ながら、めちゃくちゃ頻繁に登場しました。

僕は事前に発音をチェックしておいて、リスニングとスピーキングでこの英単語が出てきても瞬時に反応できるようにしておきました。

それが役に立って、ツアーの現場ではかなり使いこなせました。

1日の中で、何度も proboscis monkey という言葉を聞いたり話したので、完全に永久記憶にストックされた感があります。

英語ガイドツアーの違い

英語ガイドツアーと日本語ガイドツアーの最大の違いは、他のお客さんが日本人か外国人かということです。

僕らの場合は、時期的にオフシーズンを狙ったので、日本語ガイドツアーは他のお客さんはゼロで、僕たちだけでした。

でも、さすがに英語ガイドツアーは他のお客さんが1組いました。

長細いバン型の送迎車に乗り込むと、白人系の男性とアジア系の女性の夫婦が、すでに後ろの席に乗っていました。

オフシーズンだったので、トータルで僕たちを入れて2組だけでしたが、車のキャパシティー的には、おそらくあと2組ぐらいの夫婦、もしくは子連れ家族を乗せられそうです。

出発前に、ガイドさんが英語で今日の旅程を説明してくれました。

ホテルからジャングルの川までは、片道2~3時間の長距離ドライブです。

僕は娘のトイレが心配だったので、

「トイレ休憩はどのぐらいの頻度でありますか?」

と聞くことで、できるだけ頻繁に止まってもらえるような布石を打っておきました。(この表現は、僕が実際にボルネオ島で使った旅行英語フレーズ30選セミナーの中でも、詳しく解説しています)

聞いてみた結果、

「休憩ポイント以外でも、言われればすぐにトイレのある店を探して止まるから、安心して」

と言われました。

他のゲストもいる前でガイドさんに了承を取っておけば、いざという時に止めやすいです。

道中は、娘も元気でトイレ休憩も1回だけで問題ありませんでした。

車内はエンジン音がけっこううるさくて、後ろの席にいる夫婦とは話すのがムズカしい状況でした。

さっそくピンチが発生!

もうすぐ目的地!というタイミングで、なんと娘が寝落ちしました。

さっきまで元気だったのに、急に寝たのです。

悪い予感がしました。

これまでの経験上、娘が寝てすぐに起こすと、めちゃくちゃ不機嫌になります。

最低でも1時間以上は寝かしておかないと、爆発するのです。

でも、10分もしないうちに到着してしまいました。

案の上、娘は大爆発しました。

泣きじゃくって、とても歩ける状態ではありません。

すると、後ろに乗っていた旦那さんの方が、

「何か手伝えることはない?」

と声をかけてくれました。

娘のリュックが車の床に落ちていたので、それを拾い上げて、

「とりあえずこれ持って行くね」

と言ってくれました。

ありがたいです。

次々と襲いかかるピンチ!

さらに、次なるピンチが襲いかかりました。

着いてすぐに休憩ティータイムになったのですが、まだ娘は泣きじゃくっています。

ティータイムでお茶お菓子が出たので、これでごまかせるかと思い、娘の口に運びました。

ところが、お菓子の味が口に合わないらしく、口に入れた瞬間、すぐに吐き出してしまいました。

唯一食べれるのが、スイカでした。

一応、ビュッフェ式なので、おかわりはできます。

でも、僕はスイカを取りに行ける状況ではありません。

娘が泣きながら僕にすがりついているからです。

すると、こんどは奥さんの方が、僕たちの状況を観察した上で、スイカを大量に運んできてくれました。

ありがたいです!

無事、スイカをたくさん食べた娘は落ち着きを取り戻し、機嫌が直りました。

娘が静かになったので、僕たちは落ち着いて話し始めました。

アメリカ人夫婦のマシンガントーク

その夫婦は、アメリカから来たということが分かりました。

旦那さんがアメリカ生まれ&育ちで、奥さんがマレーシアのペナン島生まれで、育ちはイギリスだそうです。

お互いがイギリスで出会い、結婚してからアメリカに引っ越して、2人の子どもをアメリカで育てて、今は夫婦だけでゆったり海外旅行することを趣味にしているとのことでした。

今回は、奥さんのルーツであるマレーシアを旅して回っているそうです。
話を聞いていると、おそらく2人は60~70代ぐらいかなと思いました。

2人ともすごいおしゃべり好きで、二人のなれ初めストーリーや、最近の生活の様子、40代の娘と息子の様子など、こちらが聞かなくても自分から話してくれました。

また、2人とも話すペースが速く、2人の間で「あんなこともあったね!」「こんなこともあった!」など掛け合いをしながら僕に話しかけてくるので、ほとんど間がありません。

まさに、マシンガントークでした。

僕が普段やっている、

「海外ユーチューバーの30分ぐらいの早口動画を見る訓練」

をしていなかったら、おそらく2人のマシンガントークについていけず、集中力が途切れていたことでしょう。

でも、たくさん話したことで、とても仲良くなれました。

こういった一期一会の交流も、旅の醍醐味の1つです。

僕が英語ガイドのツアーを選んだ大きな理由は、まさにこれでした。

娘に、「英語ができると、世界中に友達ができる」ことを、口ではなく背中で見せたかったのです。

・・・つづく。

P.S.今回のように英語ガイドのツアーに参加すると、ガイドさんとのやり取りだけでなく、他の国から来た旅行者と話す機会も一気に増えます。

とはいえ、旅行先でいきなり英語を話そうとしても、なかなか言葉は出てきません。

今回僕が使った、

「トイレ休憩はどのぐらいの頻度でありますか?」

のようなフレーズも、事前に準備していたからこそ、必要な場面ですぐに口から出てきました。

僕が実際にボルネオ島で使った英語をもとに、「旅行英語フレーズ30選」としてまとめています。

「次の海外旅行では、少し英語を使ってみたい」という方は、ぜひチェックしてみてくださ↓↓↓

このシリーズを最初から読む場合はこちら↓↓↓

【5歳の娘とボルネオ島へ。初日からいきなり大波乱でした:初マレーシア体験記①】

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