【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編57】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 
(→前回のつづき)
 
※僕が24才の時にHIPHOPダンススクールの発表会体験談の続きです。
 
 
本番のステージ上でまったく疲れを感じない状態になった僕は、自分で驚きました。
 
 
おそらく、緊張とワクワクでアドレナリンがたくさん出て、身体の感覚が鈍っているのが原因だと思います。
 
 
とにかく必死に踊っている感覚でした。
 
 
うまくできているのかどうか?
 
 
なんて、まったく気にしている余裕がありませんでした。
 
 
とにかく、身体が覚えた動きを出しているだけで精一杯の状態でした。
 
 

2種類の振り

 
僕らの5人チームの振りは、全部で2曲ありました。
 
 
1つ目は僕がスクールに入学した時にいた生粋のヒップホッパーのY先生(カリスマ先生)が振り付けしてくれた曲。
 
 
2つ目は、Y先生が引退後に引き継いだジャズダンサーのH先生が振り付けしてくれた曲。(こちらはジャズダンスがベース)
 
 
という2曲です。
 
 
1曲目は、ノリノリなアップテンポな曲で、2曲目はしっとりしたバラードっぽい曲でした。
 
 
1曲目の方が激しいのでスタミナが必要ですが、2曲目の方はかなり細やかなスキルが必要になります。
 
 
 

ピルエット

 
2曲目は、ジャズダンスなので、「ピルエット」と呼ばれる技が何度も出てくる振りでした。
 
 
ピルエットはバレエから来た動きで、身体をクルッと横方向に360度ターンさせる技です。
 
 
バレエの場合だと、ピルエットは片足つま先立ち状態で何回転もし続ける、超人技です。
 
 
でも、ジャズダンスだと1回転が普通で、多くても2回転ぐらいまでなので、そんなに高度な技ではありません。
 
 
僕の中では、ピルエットで1回転ぐらいしただけでは、そんなに派手さはないと思っていました。
 
 
でも後から聞いた感想だと、僕の周りの人達(家族や親戚、友達など)は、2曲目の方が印象が強かったようです。
 
 
その理由は、ピルエットでした。
 
 
「あの横回転を何度もしながら、目が回らずに踊り続けるのは、スゴい!」
 
 
「一度もバランスを崩さずに何度も回れるようになるには、きっとすごい訓練したんだろうね。」
 
 
というような評価でした。
 
 
僕は1曲目のアップテンポのHIPHOPの方が絶対カッコいいと思っていたので、意外でした。
 
 
後から気付いたことは、ノリノリの曲で激しく動いてから、しっとりめのバラードでジャズダンスで締める、というH先生の考えた流れは、一般ウケが良かったようです。
 
 

あっという間のステージ

 
2曲のステージ演技は、本当にあっという間に終了しました。
 
 
自分で自分を評価する余裕はまったくありませんでした。
 
 
ただひたすら必死で踊っていたので、あまり記憶がありません。
 
 
覚えている感覚は2つだけ。
 
 
①スポットライトがまぶしくて、目の前の広い空間が真っ暗で何も見えない光景。
 
 
②身体の「疲れ感覚」がマヒした状態でフルパワーで動いていた感覚。
 
 
この2つだけが残っています。
 
 
僕らのステージが終わると、すぐに次のジャズダンスクラスの人達の発表が始まりました。
 
 
プログラム上では僕らHIPHOPクラスの扱いは小さかったですが、自分の中ではとても大きなイベントでした。
 
控え室に戻ると、僕はY君とハイタッチをしました。
 
 
僕:「イェーイ!」
 
 
Y君:「イェーイ!!」
 
 
僕:「最高に気持ち良かったね!」
 
 
Y君:「いや~気持ち良かったっすね!」
 
 
僕:「ステージ最高!!」
 
 
Y君:「最高っすね!!」
 
 
僕:「いや~、なんかこれで終わっちゃうの悲しいなぁ・・・」
 
 
Y君:「そうですね。また次回出ましょうよ!」
 
 
僕:「出ちゃうか!俺は仕事が土日休みづらいから、今回が最初で最後になるかもって思ってたけど、また味わいたいな!この感覚!」
 
 
Y君:「年に1回ぐらいだったら、イケるんじゃないですか?」
 
 
僕:「だね!イケるね!また親戚の誰かが結婚したことにすればいいんだし!」
 
 
Y君:「そうですよ!年に1回ぐらいのペースなら、疑われないですよ!」
 
 
僕は、Y君と話ながら、
 
 
(これは終わりじゃなくて、もっと楽しいことの始まりなのかも・・・)
 
 
という予感がしてきました。
 
 
・・・つづく。
 
 
 
 
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