【僕が「習い事」に感じた夢と希望:ダンス編86】

 
From  師範代Shinya(新村真也)
 

 

※僕が24才の時に始めたHIPHOPダンスで、初めて東京のダンス大会に出場した時の体験談の続きです。今後ダンス編は毎週日曜日に更新していく予定です。

 

スゴいダンスチームが続々と演技を披露するのを見るうちに、僕らは「自分たちが一番初心者なんじゃないか?」と思うようになりました。

実際、そうだったと思います。

スゴいチームを見るたびに、ダンスの楽しさと奥深さでワクワクして身震いしました。

同時に、今からこのステージに出て行って、自分たちも踊らなければならないことに、恐怖で身震いしました。

しばらくすると、僕らのダンススクールのH先生がやって来ました。

僕は先生の顔を見るなり、言いました。

僕:「ヤバいよ-!!マジでピンチ!この大会、ナメてた・・・たぶん俺たちが一番下手なチームだと思うよ。」

Y君:「マジでヤバいっす!みんな俺たちより上ですよ!」

O君:「いや、ホント自信なくしますわ・・・」

すると、いつも明るくて笑顔でポジティブなH先生が、急に怒った表情になって言いました。

H先生:「ちょっと!!あんた達!何言ってんの?ダンスは楽しむものでしょ?人と比べて自分が上とか下とか、そういう気分で踊るものじゃないでしょ?」

僕:「ま、まあ、そうだけど・・・」

H先生の普段見せない険しい表情を見て、僕らは戸惑いました。

H先生:「今までスクールの発表会で踊ってた時に、勝ち負けなんて意識してないでしょ?」

僕:「・・・確かに。勝ち負けは全然意識してなかったかも。」

H先生:「お祭りで踊ってた時も、市民ホールのステージで踊ってたときも、ただ楽しいから踊ってたんじゃないの?」

僕:「うん。そう・・・」

Y君:「はい。そうですね・・・」

H先生:「その時の感覚を思い出してよ!人前で踊って、拍手とか声援を浴びるっていうのは、楽しいことなの。それがダンスの醍醐味なの。

自分のスキルが他のダンサーと比べて低いとか高いとか、そんなこと関係ないの。」

僕:「確かに!」

H先生:「ダンスを見ているのはお客さんで、お客さんはダンスに詳しい人じゃないの。

ダンスをよく知らない人が見て楽しいのは、難しいスキルを披露するダンサーじゃないよ。ダンスの楽しさを伝えられるダンサーなの。

踊っている人の楽しそうな表情とか、情熱とか、エネルギーとか、そういうのが伝わって、お客さんを感動させるんだよ。

小手先のテクニックや経験値じゃないの。」

僕:「なるほど・・・」

H先生:「あなたたちは、ダンスを楽しむ心を持ってるじゃない!いつものレッスンでも、楽しそうに良い表情で踊ってるじゃない!」

僕:「まあ、今はダンスのレッスンの時間が一番楽しいけど。」

Y君:「僕も一番楽しいです。学校の部活より楽しい。」

O君:「俺も今、ダンスが生活の張り合いになってる。」

H先生:「でしょ?私も普段レッスンしてて、それを感じるよ。

今せっかく、こうして普段とは違う場所に来て、たくさんの人たちが見ている前で踊るチャンスが来たんだから、楽しまないと!

まずは自分たちが楽しまないと!他のダンサーにどう思われるかなんて、関係ないのよ!」

ふっ切れる感覚

僕たちはH先生の言葉を聞いて、一気にふっ切れる感じがしました。

僕:「おぉ!そうだ!そうだ!関係ない!俺たちはいつものペースで楽しもうぜ!Y君!今まで通りのノリで楽しもうぜ!」

Y君:「そうですね!せっかく東京まで来たんだし!」

O君:「俺も自分の初ステージ、楽しみたいっす!」

H先生の言葉で、一気に目が冷めた感じがしました。

東京でダンサーとして長年現役で活躍しているH先生の言葉は、重みがありました。

H先生は、みんなが大好きなあの夢の国、ディズニーのステージでも、主役を演じています。

H先生のダンススキルは、間違いなく一流です。

そのH先生の口から出てきた、「ダンスはスキルじゃない。自分が楽しむこと!」という言葉は、説得力がありました。

確かに、ディズニーのダンスショーを見ていると、みんな表情がスゴい豊かです。

本当に楽しそうに踊っていて、見ているこっちまでテンションが上がります。

ディズニーダンサーのスキルの高さを気にするお客さんはいません。

「おっ!あのダンサーは今、○○というステップを使ったぞ!あれは高度な技だ!習得に3年はかかると言われている。」

なんて考えながら見ているお客さんは、ほとんどいません。

お客さんの99%は、単純にショー全体の楽しい雰囲気を味わっています。

そして、その雰囲気を作っているのは、ダンサーの楽しそうな表情と、エネルギーです。

「楽しむことだったら、俺たちにもできる!ダンスが好きという気持ちだけは、誰にも負けない!」

そう思ったら、一気に心が軽くなりました。

 

・・・つづく。(→この記事のシリーズを1話目から読む

 

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