【「英語のリスニングが伸びていない」と感じる人の共通点②】

From  師範代Shinya(新村真也)

(→前回のつづき)

リスニングが伸びづらい人の傾向として、前回の記事では、「発音の問題」をお伝えしました。

僕がこれまで10年間で500人以上の方々に英語学習カウンセリングをしてきた経験上、「正しい発音ができる人」は、リスニング力も高い傾向があります。

ということは、逆のパターンもあります。発音が日本語のカタカナっぽくなってしまっている人は、どうしてもリスニングが苦手な傾向があります。

なぜでしょうか?その理由をお伝えします。

英語を聞いた時の脳の動き

言葉を聞いたとき、人間の脳は、「すでに知っている言葉の中から、一致するものはないか?」と考えながら動きます。

その結果、「知らない言葉を知っている言葉に置き換える」とう作業が行われます。

たとえば、僕が子供の頃、大流行した「ドラゴンボール」というマンガがあります。(今も大人気ですが)

アニメでは、初期の「ドラゴンボール」と、その続編としての「ドゴンボールZ」の2種類に分かれていたのですが、「ドラゴンボールZ」の方のアニメの主題歌の中で、こんな歌詞があります。

↓↓↓

溶けた氷の中に 恐竜がいたら 玉乗り仕込みたいね

僕は最初、この歌を、ずっと歌詞を見ないで聞いていました。そして、今の歌詞の中で、

「玉乗り 仕込みたいね」の部分を、「タマノリシコ みたいね」と言っていると思っていたのです!

てっきり、「タマノリシコ」という名前の恐竜か古代動物がいるのだと思っていました。

「恐竜が氷の中にいたら、まるでタマノリシコみたいに見えるよね」

と言っていると思っていたのです。

当時の僕の脳内には、「恐竜に玉乗りを仕込みたい」という言い回しの言語データはありませんでした。

代わりに僕の脳は、すでによく知っている「~みたい」という言い回しに反応して、「タマノリシコ みたい」という風に、都合の良い位置で意味を区切ったのです。

ちなみに、僕がドラゴンボールZ歌詞の本当の意味を知ったのは、大人になってから、レンタルDVDで借りてきて見た時です。本当の歌詞を知ったときには、けっこう衝撃を受けました。

空耳アワー

この「知っている単語に置き換えようとする」という人間の脳の性質を利用して、それをエンターテイメントにしてしまったテレビ番組がありました。

それが、昔タモリさんがやっていた「タモリ倶楽部」という番組の中の「空耳アワー」というコーナーです。

この番組では、海外の歌の歌詞を流して、「ここが日本語でこう言っているように聞こえる」という「日本語のルビ」を振っていました。

たとえば、

マイケルジャクソンの名曲、「スムース・クリミナル」の中で、

As he came into the window, it was the sound of a crescendo.

和訳:彼が窓から入って来たと同時に、だんだん強くなる音がした。

というパートを、空耳アワーでは、

「朝からちょっと運動 表参道 赤信号」

と聞こえると紹介しています(笑)

(YouTubeで「空耳アワー スムースクリミナル」と検索すると出てきます)

こんな風に、似た音で日本語で当てはめると、そう聞こえるようになるのです。

一度そう思って聞いてしまうと、次からも同じように聞こえてしまって、とても英語には聞こえません。

これが、脳のメカニズムです。

つまり、脳内に正しい発音を「長期記憶データ」として入れておかない限り、脳は英語を日本語の知っている単語に置き換えて聞き取ろうとしてしまうのです。

リスニングが上達しないと感じる時には、この「空耳アワー作業」が脳内で行われてしまっている可能性があります。

・・・つづく。

 

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From  師範代Shinya(新村真也)

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